千葉テレビによると、同社が17年に展開した「ファイト!ファイト!ちば」キャンペーンでは、ビデオ出演での協力を依頼したところ、ジャガーさんは自主的に3日で同名の歌を制作してきたという。本県への「愛」をふんだんに盛り込んだこの曲は、一部のカラオケ店で歌える。
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ジャガーさんは「ジャガー星」出身と自称する。地球での仮の姿は千葉県市川市を拠点とする社員約40人の洋裁チェーンを営む実業家で、かつては美容室、ライブハウス、看板制作工場なども経営していた。
千葉県出身の「氣志團(きしだん)」の綾小路翔さんなど、スタイルがぶれないベテランを慕うミュージシャンも多い。気さくにネットで交流するため、一般の人たちからも人気を集めている。
「『分かってくれたんだな』という感じ。今はネットで、新たにジャガーを知ってくれる人が増えている」と少しうれしそうに話した(気がした)。そして、「夢と希望を持って、前を向いて進んでいけよ!」と読者にメッセージをくれた。
ジャガー星のことや地球上での年齢など、今回の検証ではすべての謎は判明しなかったが、世の中には探るのがやぼな秘密もある。ご当地スーパースター、永遠なれ! (芦川雄大)
【ジャガーさんには、ほかにもさまざまな伝説が語られている。本人に真偽を確認した】
人気バンド「爆風スランプ」で一時ベースを担当した →「本当。テレビにも出た」
千葉マリンスタジアム(現QVCマリンフィールド)の命名権を手に入れようとした →「それは嘘(苦笑)」
多くのミュージシャンが、無名時代にジャガーさんの経営する店で働いていた →「hide(元X JAPAN、平成10年死去)や、大槻ケンヂ君が市川の看板工場にいた。ショウ君(綾小路翔さん)は『断られた』と言っていた。ほかにもいるらしいけど、よく分からない」
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