大阪市北区にアトリエを構えるファッションブランド「フタツククリ」で、デザインを担当する林香衣(かえ)さん(29)と、型紙をつくり洋服にしていくパタンナーの尾崎温加(はるか)さん(29)。
2人の役割分担で成長したブランド。その2人は幼い頃から違っていた。
尾崎さんの小学校卒業時の夢は「自分が着たい服を作るようになる」,エルメス 財布 新入荷。その背景には、小学6年生のころ経験したあるできごとがあった。
当時、尾崎さんが電車に乗ったところ、同年代の女の子はスカートやブラウスなどの服装。でも尾崎さんは、両親の意向から、Tシャツに短パンの姿だった。「愕然(がくぜん)としました。だからそれからはおしゃれ一筋」と話す。売っている服に納得がいかず縫製をとき解体したりアップリケをつけたりしたが「やっぱり自分で一からつくってみたい」と思い、ファッションの道に進むことを決意した。
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