スターダストファームに今年も豆柿が実りました。この柿は渋柿です
サイズはナツメと同じくらいの柿。8月はタンニン濃度の最も上がる季節とのこと
フードプロセッサーでガーっと攪拌
井戸水(ミネラルウォーターも可)を入れて日なたで熟成。水道水は塩素があるので発酵に不向きです
半日~1日置いた柿渋液を鉄瓶とスキレットに移して弱火で加熱
火を止めて24時間経過 柿渋タンニンと鉄イオンが化学反応して黒い色に変化します
鉄タンニン液は別容器に入れ保存 溶液は1000倍に薄めてプランターに撒くと野菜の根を活性化させて収獲UP。蟻の巣に原液を入れると居なくなります。蟻は渋いものが嫌いなようです
作業前
作業後 天然素材の処理なので恒久的な効果はありません。定期的な手入れが必要
数日後 鉄タンニン液を再利用 ナイフの防錆処理に使います
作業前
作業後
軽く研いでおきます
鉄瓶をさっそく使ってみる。チロリを立てて夏のぬる燗で一杯開始
酒は山口県の村重 精米歩合80%の本格派純米酒。友人が送ってくれました。ありがたいことです。酒のチョイスが泣かせます。この色!深い味わい!酸味の強い酒。温めるとそれがマイルドに変化していきます。和食に合う。豆腐の旨さが倍増しますね
皿は明治の日の丸印判。盃は備前の焼き締め。酒は本格辛口。
鉄瓶は南部利祥。取っ手はボケの花びらを意匠した「木瓜弦」もっこつる。だいぶ前にヤフオクで落札。中が錆びているので廉価でした。