40年車のユーザー車検へ | James-kozoのブログ

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ついに40年車となった我が愛車のユーザー車検の整備開始。ユーザー車検はブレーキ整備が重要です。ドラムを開けるとオイル漏れはないようですが、ホイルシリンダーのカップとブーツを交換します。

カップキットはNetで購入。30系Jeepは前輪4個、後輪8個あります。交換するには、ラバーグリスやバックプレートグリスなどが必要です

ブレーキホースをロッキングプライヤで閉塞しておいて、ドラム裏側のドレンボルトを緩め、シリンダーピストンを抜き取ります。固いときはこういう棒で押す。1000番のペーパーを巻いておくと、内側の汚れが磨けます

こんなに汚れていてもオイル漏れはないし、ブレーキも普通に効いてます。ゆえに、こういう部品は効いているうちに交換が必要です

シリンダーピストンを磨く

新品のカップを取り付けてラバーグリスを薄く塗ったところ

↓ シューホールドスプリングはタイラップ2本で縮めておいてシューをセット。位置を決めたらタイラップを切る。残ったタイラップをペンチで抜き取るために、1cmほど耳を出しておくのがコツです

★おまじない★  センターブレーキのシューの隙間にシッカーロールをふりかける。これでガツンと効きます。

おまじない完了 シッカロールは油分を吸い取ってくれるのでサイドブレーキの効きが復活します。最初にブレーキクリーナーで洗い流しておいてからシッカロールを振り掛けると効果絶大

試運転へ  サイドブレーキ万全。 フットブレーキのシリンダーはこのあと後輪2コマ、前輪3コマ締める。これでブレーキの遊びもギリギリまで減って、ブレーキのタッチ感が向上

予約を入れておいたお盆の陸運事務所へ。やはりお盆は空いてます。プロの自動車屋さんは夏休みです

お盆の陸運事務所はユーザー車検の人が多くて、特にバイクは旧車ばかり。こうなると検査官よりバイクに詳しいユーザーばかりだな。

今回も隣の「荒田商事所沢予備車検場」で排ガス濃度や光軸調整をやって貰いました。ここで本番と変わらぬ計測機器で予備検査が受けられます。こんなに古い車のキャブ調整をバッチリ決める技術あり。 おかげでいつも本番は1発合格!Miniの車検もここでお世話になってます。今年は2台同日のユーザー車検でした。

車検合格のお祝いに、入間のやまやへ寄ってウイスキー購入。今年はアイリッシュのウェストコーク12年・ラムカスクフィニッシュ。 楢炭の層でろ過した原酒をバーボン樽で12年寝かせ、ラム酒の樽で追加熟成したシングルモルト。香りがたまらないなあ。風味はラム、シナモン、どこか遠くの方で咲いてる山百合。そんな印象。

楢の原木をナイフでくり貫いてDIYしたナッツトレイにいかり豆。これをウェストコークと合わせてみました。グラスはスコットランドのアザミグラス。

翌日は玉川温泉へ。ここにも旧車あり。落ち着きますなあ。

★ブレーキ整備はこれで当分大丈夫。今回、同日の午後に受験したBMW・Miniは、ブレーキ整備だけプロの店にやってもらい、あとは自分で点検して本番へ臨んだ次第です。ユーザー車検はブレーキ整備が本命です。排ガス濃度や光軸は自分では分からないので、必ずテスター屋さんで先に測ってもらうことにしています。テスター屋は荒田商事と決めています。