今年もビリーザキッドのエアライフル猟の助手として同行
大雪になりました。こういう日は我がJeepが活躍します。狩猟エリア内のオフロードを微速前進しながら獲物を探す
埼玉のテキサスと呼ばれる某町の狩猟エリア
エアライフルは火薬を使うことなく、こんな感じで人力ポンプにてエアーを入れます。射程距離は最大50mくらいの1発勝負
鴨1、キジバト2、ヒヨドリ1という立派な収穫あり。山と川の神様に感謝して手を合わせる
ビリーのご好意により、この日の獲物を賜りました。今日も1日よく遊んだ! Jeepも絶好調
帰宅して、ヒヨドリとキジバトの調理 散弾銃ではないので身が綺麗です
ヒヨドリは小鍋立て。燗銅壺で熱燗 体が芯から温まります
↓キジバトはソミュール液に漬けてから1日乾して燻製。ウイスキーはホワイトホースのオールドボトル。70年代。キーモルトはラガブーリン。
使ったチップは木工で出た山桜とスモモです。色も香りもイイね
キジバトの身は引き締まっていて旨いです。肉も多い この通り
それでは鴨もさばきましょう 大きな鴨です
入念に芸術的に羽根を除去 スナギモとハツの大きさに驚く。なによりエアライフルで仕留めた鴨は身が美しい。ためしに検索してみると分ります。このアングルの野鴨は普通は穴だらけです。散弾銃だとそうなるんですね。
見よ!この美しき鴨の肉 エアライフルで仕留めた鴨こそ最高。
★日本古来の調理法『鷹匠焼き』★↓
鉄鍋の上に白ねぎで円を描く。その周りに脂がのった鴨の皮を敷き詰める。これを焚き火の上へ。 やがて、焼きネギの下から鴨皮の脂が染み出してくる。そのタイミングを待って、中央の土俵に鴨肉投入。調味料は使いません。むかしの鷹匠が狩場で食べた野鴨料理。ニッポンの食文化は本当にスゴイ。
で、鴨肉をじゃんじゃん焼くわけです
火が通ったら岩塩をすこしだけつけて味わう イケます。最高にイケます
熱燗も味わいましょう 酒は澤乃井・奥多摩湧水仕込み 大吟醸無用! この偉大なる肴に大吟醸では役不足。引っ込んでろと言いたい。グイ呑みは備前焼の焼き締め。 この酒器は熱燗のために生まれけり。
日本人はスゴイこと考えますね。鷹匠焼と燗銅壺。この創意工夫。 参りました。この残ったネギと皮がまた旨い↓
鴨肉のクリームシチューもつくりました。子供たちに好評
さばいた鴨の羽根です 自然の恵みに感謝
ガラも捨てません。大根と煮込んでみました
完食
小鍋で鴨がらスープもつくってみました。
鴨ガラを醤油仕立てであっさし仕上げて鍋にして燗どうこ。まずは熱燗をそそぐ。
そこにに熱々の鴨がらスープ投入 どっちも熱々が大事
ここに、「出汁わり」でいっぱいやる夜 なんと贅沢な
まだ少し残っていた鴨肉をホイル焼に↓ 鴨ねぎのクルミ味噌焼きにライムを添えて
自然の恵みに感謝して獲物たちは最高の調理に仕立てました。
今回の猟にBGMをつけるなら、ショーグンのライブがピッタリです名曲4連発 どうせ1度の人生さ ⇒https://www.youtube.com/watch?v=DxoqNVsmwoQ