ホームセンターで6mm厚の西洋桐の板を購入
詳細な設計図を基にカットを依頼。 カットする木目の方向も指定する
パーツが揃ったら仮組み
セメダインホワイト(木工用ボンド)で接着。 6mmの厚さからはみ出ないように適量塗って、一発で決める。
内側にも1枚貼る
微調整はカンナで
生地完成
フタの収まる感じはペーパーで調整。重力でスーっと下がるのが理想
塗装開始。 塗料はカシュー(合成ウルシ)のクリアを使用。3割程度に薄めて目止めの塗装を2回。
塗ったら拭く。 これが『拭き漆』
よく塗って硬化させる
翌日。 カシューの重ね塗り
この作業を何日も繰り返す。翌日は仕事だから自動的に1日乾燥できます。この塗料はしっかり硬化時間を置くことが成功の秘訣
20回くらい塗って、気に入ったところで完了。ちなみにカシューには他にも色があって、クリアに「茶色」を混ぜると、もっと深みのある茶色になります。今回その手法を取らなかった理由は、茶色が濃くなるほどキャンプの夜の写真で、箱が背景に溶け込んでしまうため。
硬化待ちの間に葛城を磨いてみた。 この燗銅壺は非常に珍しい「秋の柄」です。昔の人はホントに粋ですなあ。
野外での使用例。 キャンプのときはこんな感じで使います。板を1枚入れたのは、今までの経験を活かしたアイデア。 一人旅が待ち遠しいなあ。