アイルランドのウイスキー「ブッシュミルズ」を最初に買ったのは入間市のやまやさんでした。
それがツボに入ったと言うか、アイラモルトとは別方向にある美味さを知ったというか、とにかくハマりました。飲みきる前に2本目も欲しくなり、買いに行こうと思っているところで、ヤフオクで発見したのがこれです。
「古酒」として出展されていました。 注目したのはこの金属製のケースです。現在のブッシュミルズの一番廉価なグレードに缶は付いていません。 高級な10年と16年には金属ケースが付いていますが、このケースとはデザインが違います
調べてみると、輸入元が「株式会社 明治屋」となってます。 現在は「麒麟麦酒株式会社」です。
廉価版のグレードにここまで豪華な専用ケースをつけているのは、輸入ウイスキーが今よりずっと高額だったことの証ですね
味は現在のブッシュミルズと同じ、と言うよりは美味いような気がします(笑)。これが印象から受ける「先入観」というものなのでしょう。入れ物って大事です。この趣向を凝らしたケースを見ながら飲むのと、瓶だけ見ながら飲むのとでは、ありがたさにちょっとばかりの差が生じるようです。
このブッシュミルズは、ヤフオクで見つけたときには出展価格1000円という格安でした。しかし、予想通りにライバル出現!すかさす再入札!その瞬間オークション終了。
出展者のご好意により「自動延長なし」の設定になっていたために、この一瞬で勝負アリとなりました。ありがたいことです。
ケース入りのウイスキーはたくさんありますが、ほとんどが紙製です。最近は金属製も増えてきたようですが、このデザインは見たことがありません。ポットスチルをイメージしている色合いが秀逸です。黒で囲んだロゴも際立ってます。
未開封で我が家に届いた貴重なウイスキーですが、飲んでこそのウイスキーです。すぐに封を切ってショットグラスで味わいました。
アイリッシュウイスキーはフルーティーで繊細な香りと味わいがイイですね。ソーダ割りもイケます。
そして1500円くらいのウイスキーの2本目です。 川越駅の成城石井で見つけたのがこの「アイルオブスカイ」です。たまたまNetで見たことがあったので「原酒・タリスカー」という点が気になってました。タリスカーを原酒にしている酒としてはジョニーウォーカーも有名です。
名前の美しい酒です。アイルオブスカイとは、スカイ島という意味です。
小さなグラスで1杯目にブッシュミルズ、次にアイルオブスカイを飲むと、それぞれの持ち味を引き立てるようです。アイルオブスカイはブレンデッドウイスキーではありますが、ピートの香りをしっかりと残しています。このピートの香りを、ブッシュミルズが強調してくれます。
そしてまたブッシュミルズを飲むと、今度はフルーティーな香りがぐっと強まります。
お買い得なウイスキーを組み合わせて、夜を楽しんでおります。
イイ感じで酔っております。
ちなみに、この2本を味わったあとで「タリスカー10年」を飲むと、これがまたヤバイ美味さに感じます。タリスカーだけを飲んでいるときより美味さが際立つようです。
そしてまたブッシュミルズを飲むと、これがまた美味い。シングル4杯でもう最高。
いい夢見られそうです