✨ 第2回 もみ鉄講座 〜 「自分はだいじょうぶ。」にご用心? | 柴田俊也(てっちゃん)のブログ

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何人もの患者様を見せていただいている俺ですが、たまにいらっしゃるんです、「なんで こんなに酷いことになる前にこなかったんですか?」と言いたくなってしまうほど重症な患者様。

まさかこんなことになるなんて 思ってもみなかった、痛くも痒くもないから そんなこと言われてもなど、症状が強くなってからマッサージにこられる理由は様々ですが、意外にいらっしゃるのが、自分はまだだいじょうぶ、騙し騙しもうちょっとがんばろうと思ったという方。

たしかにまだがんばれるかもしれないし、余力が残っている状態かもしれませんが、いざ症状が出てしまってからおこしいただいても、治療してほしい箇所に ほとんど手出しすることができない場合があります。

ぎっくり腰を例に説明していきましょうね。

ぎっくり腰は主に、腰に過度な負担がかかり、疲労が蓄積することによりおこる 筋肉や骨の炎症です。

重たい物を持ち上げたり、急に立ち上がろうとしたら ぼきっっとなって、痛みが出てきたんですと言って治療院へ行ったのでは、ほとんどが手遅れです。

長くなるので簡単にご説明しますと、痛みや炎症がおきている箇所を無闇にもむことは、かえって症状を悪化させてしまう可能性があるからです。

痛みがあり、なおかつ熱感がある場合は、そこを冷やして 数日間安静にしていただき、ある程度痛みがなくなってから、はじめてつらかった腰をマッサージして筋緊張や疲労を取り除くという手順をたどることになるわけです。

痛みを伴い、つらい思いをするのは、あなた自身。

騙すくらいなら 疲れたときに、適切な体のケアをすることをおすすめします。

次回へ続く。