キッチンにあるパントリーには、細々したものが収納されている。


お菓子や缶詰、お米などの食料品、薬やタッパー、ガーデン用の野菜の種などなど。


あれっ、何じゃこりゃ?


ええっ〜、何これ?

恐る恐る見てみると、なんと、じゃがいもさんでした。


袋から転がり落ちて、芽が出ちゃったのね。

それにしても、長い長い。

もう、他にはないでしょうねぇ。

ついでだから、在庫チェックをしてみる。

これは、パンケーキの素。


こういう物は普段買わない、いつ買ったんだろう。

あっ、思い出した!

コロナのロックダウンの時、小麦粉が買えず、パンも品薄だったから、念のためにって買ったやつだ。

てことは、ずいぶん前だから賞味期限切れてるんじゃない?

やっぱり…


3年も前に切れているけど、粉類だから大丈夫だよね。

よし、さっさと使ってしまおう。

ボトル型の容器に粉が入っていて、線のところまで水を注ぐ。

ボトルをシャカシャカ振って、そのままフライパンへ出して焼けば、洗い物もでない。

なんだけど、古いから粉に虫が湧いていたらイヤなので、今回はボールに出して、チェックしてから使うことにする。


よし、粉は大丈夫。

次は、水を入れて…っと。

ガーン、間違えた…

入れ過ぎちゃったよ。

チャプチャプになったので、しょうがない、普通の小麦粉を投入して誤魔化す。

えらく、いっぱい入れたけど大丈夫かな。

よし、何とか生地がまとまった。


さあ、焼いていくよ。


因みに、パンケーキ、ホットケーキはアメリカ、元イギリス領のニュージーランドでは、パイクレットと呼ぶ。

パンケーキよりも小さくて、甘みが少なく、モチモチしている。

間違えちゃったから、小さなパイクレットをチマチマと焼いていたら日が暮れてしまう…

なので、半分はケーキの型で、オーブンで一気にドカ〜ンと焼き上げる。


この間作ったりんごジャムを乗せて、食後のデザートに。


朝食には、あんこを乗っけて。


小さなパイクレットは、またまたりんごジャムを挟んでおやつとする。


んん~、美味しい。


まだまだいっぱいあるから、残りは冷凍。

どうなるかと思ったけど、とりあえずよかった。

それにしても、我が家のパントリーはゴチャゴチャしてるなぁ。

雑誌に出てるような収納をしたいけれど、使いやすさと私の性格を考えると、これが一番かな。