●祝!センターカラー 今週のあらすじ
延長13回の裏、新潟ドルフィンズが7対6とリード。
東京スーパースターズは、二死ながら一塁に殿馬、二塁に長島を置き、打席は4番山田。
ドルフィンズの投手はそのままKジローが挑む。

1球目、ど真ん中から少し外したところへのストレート。山田は見送り。
2球目、152キロのストレート。これも見送り。
そして3球目。
Kジロー最速の158キロのストレート。
山田の読みが当たり、打球はスタンドへ。
逆転サヨナラスリーラン。
スーパースターズが新球団ドルフィンズを下し、二回戦進出を決めた。

●新潟ドルフィンズ対東京スーパースターズを振り返って
もう1週引っ張るかと思ったけど、あっさり決着がついちゃった。
3球ともストレートで真っ向勝負を挑んだKジロー。
その配球を読み、見事スタンドへ運んだ山田。
ありきたりの展開だが、十分納得。
小細工せずに山田と勝負したかったKジローよ、アッパレ!

週刊少年チャンピオン誌上でこの試合が始まったのが、2012年6月28日
決着まで約1年かかったわけだ。
Kジロー、ジャンボ、新田小次郎、七夕竹之丞ら他作品の主人公とのコラボにワクワクさせられた。
ジンクス、唐部、丘、虎谷、、大二郎、長島、日照ら懐かしのレジェンドキャラの復活には、ほおぉ~お前も出るのかよと戸惑いと驚きと笑いが入り混じった感情を抱いた。
スタメンだった越後、小白鳥、朱鷺、大白鳥がいたのは、もはや遠い昔の気がする。
思いもよらぬ展開が次々に訪れ、内容の濃い試合だったと思う。

欲を言えば、Kジローは原作「おはようKジロー」のとおりセカンドとして使い、もう一人レジェンドキャラの投手を起用してほしかったな。

●ドリームトーナメント用の阪神タイガースのオーダーとは?
ドリームトーナメント第2試合は、阪神タイガース対四国アイアンドックス。
今週号の最後で明かされた通り、真田一球らの話によると、タイガースはドリームトーナメント用のオーダーを組んでいるらしい。
「野球狂の詩」の力道玄馬が登場するのが間違いないが、その他にもオリジナルキャラの登場が期待できる。
そこで、タイガースに在籍した選手を振り返ってみよう。かっこは背番号。

1. ドカベンシリーズ
・犬飼武蔵(03):土佐丸高校からドラフト1位で入団。アイアンドッグス設立と同時に移籍。

2. 野球狂の詩シリーズ
・ゴリ(-):投げる、打つ、走る、どれも人間を超える能力のゴリラ。残念ながら入団は認められなかった。
・力道玄馬(11→50→99):高笑いが絶えない豪傑。せりあがりモーションからの投球でメッツキラーと呼ばれた。後に打者に転向。「ストッパー」2巻では三原心平の超遅球を打ち崩した。
・王島大介(10→91):人呼んで「南の虎」。東京メッツ火浦健のライバル。
・沢村慶司郎(11):法政大学からドラフト1位で入団。本格派の左腕。性格は軽い。水原勇気にべたぼれだったがその後どうなった?
・南海権左(100):ご存じ不吉男。大阪ガメッツから2004年に移籍。メッツの主力選手が次々に負傷していった。

3. 男どアホウ甲子園
・藤村甲子園(111):直球しか投げないどアホウ。肩を壊して引退したはずだが、何食わぬ顔で復活してほしい。
・岩風五郎(222):甲子園の恋女房。通称マメタン。テスト生として入団。後に巨人学園の監督に就任。
・小野田信長:(87):同じくテスト生。ストレートのスピードで変化球を操る。

4. 平成野球草子
・力丸巌(119):ホームラン競争で10連続スタンドインさせた左の強打者。荒川シャークスからFAでタイガースへ。
 
5. I LOVE BASEBALL
・友成学(31):5位指名を蹴って進学した大学でさらに開花。強打者として認められ1位指名に。
・高島透(42):ドラフト2位で入団。打撃はムラっ気があるがツボに来たら飛ばす。

6. 父ちゃんの王将
・武市寅彦(92):ローテーション入りを期待されるも、交通事故に遭う。そのおかげである能力が備わる。

7. 野球どアホウ伝
・五利三郎(30):150メートル以上の飛距離のホームランを打てる。一人息子のために奮闘。

他にもタイガースが似合いそうな選手は、藤村球二、球三の双子、ゲンちゃんこと力道元馬がいる。
オリジナルキャラだけでもなんとかオーダーが組めるかもね。
水島先生、第2試合も期待してます。