昨日はR-1グランプリ2022でした。
https://ameblo.jp/james-m1/entry-12716603972.html
以前も書きましたが
「分析しながら見るのはやめよう」
「娘と気楽に見よう」
と思ってるんですが、なかなかできないんですよねぇ。
娘は寝ちゃうし、嫁さんは泥酔して寝てるし、やっぱ普通に分析して見ちゃうんです、点数もつけちゃうんです、だからお見送り芸人しんいちに好かれるんです(笑)
さてさて、そんなR-1、僕も挑み続けたR-1。
今回から審査員が5人に減り、伝説の100点ネタを持つバカリズムさんが審査員に加わりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220307/07/james-m1/1f/0d/j/o0737108015084334657.jpg?caw=800)
結果として、この2つが優勝に大きく起因したな、と思います。
まず、昨年から引き続き審査員をした野田クリスタルさんとハリウッドザコシショウさん。
このお2人は、審査員紹介でザコシさんが言ったように
「ピン芸をぶち壊すような新しいかたつぃ(形)」
でバカバカしい笑いを好んでたように思います。お2人の高得点・低得点傾向は似てる。
同じように、小籔さんも似た傾向の中で、小籔さんの方が高めに点数をつける。これは、小籔さんの紹介のときの
「全員ホンマは99点」
からきてるのか。
昨年も同様に古坂大魔王さんが小籔さんのような点数をつけてましたので、似た傾向が3人、というのは変わらない。
変わらないんですが、昨年は7人中の3人、今年は5人中の3人で過半数を超えた訳ですよね、そこの影響はかなり大きい。
実際に3人の合計が289点で一番高かったZAZYが1位通過。
お見送り芸人しんいちは282点で2位。
で、次が吉住とサツマカワRPGの281点。
さてさて、ここにどう差がついたのか、というのがバカリズムさんの採点。
バカリズムさんは「いかに一人の芸を突き詰められてるか」を基準にしてたように思います。
つまり、1人でコントを演じていく中で、同時に周りまで思い描くことができる演技力と構成力。
だから吉住91点、渡部おにぎり90点、サツマカワRPG88点と高めの点がついたんですよね。
あとは、何度も何度も審査員の口から出てきた「あともうひと展開」
これ、3分ではなかなか難しいんですよね。
それを展開させた吉住とおにぎり、一本調子で貫いたサツマカワRPG、その差だったのかな、と思います。
審査員は、できるならば、5人なら5人で、採点基準の違う大物にやってもらいたいもの。
・ただ単にバカバカしい
・設定が秀逸
・展開の変化(構成)
・表現力(演技力)
・一人にこだわる
etc...
バラバラの基準をもった審査員さんなら、また違った楽しさのある大会になるのかもしれないですよね。
ただ
個人的には、どう考えてもファイナルはZAZYだったんですが、そこは解せない。
バカリズムさんは、1stの段階でZAZYのオチの歌の部分に苦言を呈してましたし、そこを修正してない段階で1票はお見送り芸人しんいちやった訳ですが、後半に1stの感じと変えてきたとことか、テクニック的にも1つ上積みしてきたZAZYの方が上やと感じたんですが…
最後に『好み』は嫌ですよねぇ、お笑いは結局は好みなんですが、審査員さんだけには『笑いを増幅させられる技術や発想力』で選んでもらいたいですよねぇ。
別にお見送り芸人しんいちが嫌いな訳ではないし、めちゃめちゃおもしろいネタやし、めちゃめちゃ笑いましたけど、ZAZYの方が…
…いや、やめとこ。
お見送り芸人しんいちさん、おめでとうございますm(__)m