仮面
「ありがとうございます」
エレファントは満面の笑みで一礼する。
「いえいえっ…」
一英は息も絶え絶えに苦笑する。
「では失礼します」
去ろうとするエレファントを見て茉央はすかさず一英の営業にまわる。
「良かったら…この人探偵をしているので」
「こら茉央(とかいいつつナイス)」
「探偵…だったんですか」
エレファントは驚いた様に見せ笑う。
「今日のお礼もかねてまた連絡しますよ」
にっこり眼鏡を光らせ笑い、エレファントは、タクシーを出した。
一礼をして、タクシーが去ったのを見て一英は苦笑する。
「さすが相棒」
「紅士君の所にも渡しておいたわ。お礼は高いわよ」
茉央は腰に手をあて威張る様に笑う。
一英は苦笑して、茉央を見た。
「怖い怖い」
「えっへん」
と、笑う茉央に誰かがぶつかってくる。
「ちょっとのいて」
ドアにいた二人を押すようにカウンターにいた男が去ろうとする。
「謝りはないのか」
一英の言葉を無視しバイクを走らせ去った。
その様子を見て、一英は違和感に気付く。
「今ので全員帰ったのか?」
居酒屋に戻ると店員が食器を片付けている。
「すみません。今日は早めに終わらせて頂きますがよろしいでしょうか?」
「は…はい」
一英はお金を出して、外に出て車に入り呟く。
「何でいきなり…」
「え?」
「いや。ラストならラストオーダーですとか普通言うだろ?」
一英は茉央に聞く。
「雨が降ったら24時以降は閉店するの。それがここのルールなのよ?」
「成る程。(普段ラーメン屋にしか行かない俺に分かりようはない)しかし変わったルールだ。茉央。店長が言ってた『はずれはないようで』って意味は何だ?」
これもここの店特有の何かがあるのではないかと一英は思い茉央に聞く。
「え?わかんない…雨が降っているかどうかお客さんか店員と話してたんじゃないの?」
それを聞き、一英は頷き、車を出した。
「そうだよな」
「あれ?今からどこ行くの?」
首を傾げて一英を見る茉央に苦笑いをする。
「その質問はおかしくないか?茉央。お前の家に向かっているんだが」
「そんなの一英らしくない」
一英は隣の助手席にいる茉央をチラッと見ると、茉央は真剣な目で言う。
また前を向いて一英は運転する。
「お前を巻き込むつもりはない」
「ありがとうございます」
エレファントは満面の笑みで一礼する。
「いえいえっ…」
一英は息も絶え絶えに苦笑する。
「では失礼します」
去ろうとするエレファントを見て茉央はすかさず一英の営業にまわる。
「良かったら…この人探偵をしているので」
「こら茉央(とかいいつつナイス)」
「探偵…だったんですか」
エレファントは驚いた様に見せ笑う。
「今日のお礼もかねてまた連絡しますよ」
にっこり眼鏡を光らせ笑い、エレファントは、タクシーを出した。
一礼をして、タクシーが去ったのを見て一英は苦笑する。
「さすが相棒」
「紅士君の所にも渡しておいたわ。お礼は高いわよ」
茉央は腰に手をあて威張る様に笑う。
一英は苦笑して、茉央を見た。
「怖い怖い」
「えっへん」
と、笑う茉央に誰かがぶつかってくる。
「ちょっとのいて」
ドアにいた二人を押すようにカウンターにいた男が去ろうとする。
「謝りはないのか」
一英の言葉を無視しバイクを走らせ去った。
その様子を見て、一英は違和感に気付く。
「今ので全員帰ったのか?」
居酒屋に戻ると店員が食器を片付けている。
「すみません。今日は早めに終わらせて頂きますがよろしいでしょうか?」
「は…はい」
一英はお金を出して、外に出て車に入り呟く。
「何でいきなり…」
「え?」
「いや。ラストならラストオーダーですとか普通言うだろ?」
一英は茉央に聞く。
「雨が降ったら24時以降は閉店するの。それがここのルールなのよ?」
「成る程。(普段ラーメン屋にしか行かない俺に分かりようはない)しかし変わったルールだ。茉央。店長が言ってた『はずれはないようで』って意味は何だ?」
これもここの店特有の何かがあるのではないかと一英は思い茉央に聞く。
「え?わかんない…雨が降っているかどうかお客さんか店員と話してたんじゃないの?」
それを聞き、一英は頷き、車を出した。
「そうだよな」
「あれ?今からどこ行くの?」
首を傾げて一英を見る茉央に苦笑いをする。
「その質問はおかしくないか?茉央。お前の家に向かっているんだが」
「そんなの一英らしくない」
一英は隣の助手席にいる茉央をチラッと見ると、茉央は真剣な目で言う。
また前を向いて一英は運転する。
「お前を巻き込むつもりはない」