仮面 | あみぃ のブログ

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仮面

まるで私が別人になっている事を想定したかの様なヒッポポタムスの計画により私はオポッサムこと、ローエ・ビリアンとして一英達にもう一度再開した。
シャワーからあがったら、茉央が同僚が来ると言われ、一英が来るかもしれないと思った私は茉央の家を出て行こうとしたが、ドアをガラガラと横に開いた目の前に車が一台止まり、その黒い車の中にはやっぱり一英がいる。
一英は車から出て来てローエ・ビリアンとなった私とは気付かずに用件を述べた。
『ヒッポポタムスが一英に私を預けた』と聞き、ローエとして頷く。
「OK♪よろしくホームズ」
リップ音を鳴らし軽いキスをすると、一英は真っ赤になった。
こうするしかない。出来るだけ李夜から遠ざけたローエにならないと、唇を拭く様に赤い唇を塗る。
チラッと見たら茉央が一英を睨んでいた。
それを見て妖しく笑う。
「よ…よかったら食べに行きませんか?」
一英は茉央の視線からそらす様に、私が振り向いた時に大人っぽく見えたのか敬語で苦笑して言う。
李夜だったら考えられない発言だ。
「OH~センキュー」
声を大人っぽく高い声で言い、一英の腕を持ち、バストアップした胸を腕に近付けると一英は顔を真っ赤にしたまま下を向く。
「私も行く!」
挙手して言うかの様に茉央はビシッと大きな声で言う。
「は?何言ってんだお前…」
「ローエさんに手出し出来ないようによ!」
「お前なぁっ!」
一英は茉央に怒鳴り、茉央は一英に舌を出す。
李夜だったら絶対にこんなの無視して東京から田舎にでも行っているだろう。
なんて恋愛の面倒な事に首を突っ込んでいるのか分からない。
暗い夜を見上げ二人の痴話喧嘩に溜息を着き、OREHに連れて行かれた『リアルほっと』に食べに行く事になった。
特に何も言わずとも、そうなるように仕向けるとあっさり決まったのである。
カップラーメン男とカレー女には丁度良い。
店に着いた時に店の時計を見ると23時46分。
このメンツでこの状況でどう出るかが見ものだ。
ここの居酒屋には、机と椅子が並ぶ洋式、机と畳の下に掘り炬燵みたいになっている和式の個室と、カウンターがあった。
一英は洋式を選び、和式の奥にある洋式の個室に向かう。
その時、お酒を持った眼鏡の青年が通り過ぎ際に私の耳を触り和式に入って行く。
耳?