仮面
かなり雰囲気の良い場所だ。
さすがに若い。
「ここ俺の好きな場所やねん。明太スパに、オムライスに、ハンバーグ、サンドウイッチ下さい!」
ここで給料を無駄にするのか美少年。
「あんたは?」
私は、メニュー表を見ながら一英を思い出す。いいのかな。あの人ほっといて…。
「ホットケーキ」
「あ。えぇな。俺もそれにしよ。後は?」
首を振る。
「あっ。そう。少食やな」
「あなたに比べれば」
そして、メニューを頼んで待つ時に私を見る。
「あんた笑うの嫌いなん?」
私を覗き込む様に美少年は言う。
「あんたは好きなの?」
無表情で美少年を見る。
「…。好きか嫌いかでやってへんから分からん。けどあんたはそれを考えてしとるからどないなんやろ思って」
水を飲みながら、椅子を傾け、倒れそうな体制で座り言う。
私は無表情で美少年を見つめる。
「オポッサムって知ってる?」
美少年はピクッと少し反応したがすぐに笑う。この美少年は、一英の探している集団の中の一人だろうかとその反応を見て思う。
「オポッサムって動物なんだけど、死んだフリがとっても上手なの。死臭さえも出す事が出来る」
目を閉じて下を向く。
「死体の真似をする事が上手いだなんて他の生きた真似をするより完璧な仮面だと思わない」
私は落ち着いた声で今まで無表情で話していたが言い終わった後に、机に肘を着き、足を組んで、満面の微笑みを美少年に向けた。
笑顔の仮面。
美少年は目を丸くして私を見た。
「少し失礼するわ」
私はトイレに席を立つ。
ガタッ!
傾けてた椅子を音を立てて元に戻し、机に肘を着き、右手で頭を抱える。
「…っ…なんだ…この震え…」
美少年は、ガタガタ震える自分の左手を見て笑う。
「(武者震いか…本気で怖かったのか…)すげーよハハ…」
お腹を抱え足を浮かせ笑う。
何事かと周りは変な目で見てるが気にしない。
「あー…あ。(あの子さっきまで面白くなかったのにオポッサムの話をする時別人に変わりやがった…なんとも言えないあの場の雰囲気と声は例えようがない)」
美少年は妖しく微笑み呟いた。
「HEROだ」
かなり雰囲気の良い場所だ。
さすがに若い。
「ここ俺の好きな場所やねん。明太スパに、オムライスに、ハンバーグ、サンドウイッチ下さい!」
ここで給料を無駄にするのか美少年。
「あんたは?」
私は、メニュー表を見ながら一英を思い出す。いいのかな。あの人ほっといて…。
「ホットケーキ」
「あ。えぇな。俺もそれにしよ。後は?」
首を振る。
「あっ。そう。少食やな」
「あなたに比べれば」
そして、メニューを頼んで待つ時に私を見る。
「あんた笑うの嫌いなん?」
私を覗き込む様に美少年は言う。
「あんたは好きなの?」
無表情で美少年を見る。
「…。好きか嫌いかでやってへんから分からん。けどあんたはそれを考えてしとるからどないなんやろ思って」
水を飲みながら、椅子を傾け、倒れそうな体制で座り言う。
私は無表情で美少年を見つめる。
「オポッサムって知ってる?」
美少年はピクッと少し反応したがすぐに笑う。この美少年は、一英の探している集団の中の一人だろうかとその反応を見て思う。
「オポッサムって動物なんだけど、死んだフリがとっても上手なの。死臭さえも出す事が出来る」
目を閉じて下を向く。
「死体の真似をする事が上手いだなんて他の生きた真似をするより完璧な仮面だと思わない」
私は落ち着いた声で今まで無表情で話していたが言い終わった後に、机に肘を着き、足を組んで、満面の微笑みを美少年に向けた。
笑顔の仮面。
美少年は目を丸くして私を見た。
「少し失礼するわ」
私はトイレに席を立つ。
ガタッ!
傾けてた椅子を音を立てて元に戻し、机に肘を着き、右手で頭を抱える。
「…っ…なんだ…この震え…」
美少年は、ガタガタ震える自分の左手を見て笑う。
「(武者震いか…本気で怖かったのか…)すげーよハハ…」
お腹を抱え足を浮かせ笑う。
何事かと周りは変な目で見てるが気にしない。
「あー…あ。(あの子さっきまで面白くなかったのにオポッサムの話をする時別人に変わりやがった…なんとも言えないあの場の雰囲気と声は例えようがない)」
美少年は妖しく微笑み呟いた。
「HEROだ」