仮面 | あみぃ のブログ

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仮面



なんかこれ…恥ずかしい気がする。
下を向く。
というか、この探偵トイレの目の前に来てたよな。どっちかというとこいつのが変態で、普通私が文句を言える立場じゃないの?
探偵は咳払いをして誤魔化す。
「まぁ…またいろいろ聞きにくるかもしれないが出来れば協力してもらいたい。今日退院するらしいが親御さんは来られるのか?」
辺りを見回して一英は言う。
「探偵だから調べてると思ったけど?私の親は病死で両方亡くなって一人暮らしよ」
一英は申し訳なさそうに、「すまない」と呟いた。
微妙になんか気まずい雰囲気になった。
そんな時、ノック音が聞こえてドアが開く。
「すみません。一英の知り合いなんですが…」
申し訳なさそうに一人の女が入ってきた。
「茉央!」
一英はドアにいる女性を見て呼ぶ。
「彼女?」
私が呟いた時、二人は同時に声を合わせた。
「「同僚だ」よ」
だとよだけ違う言葉使いで私に二人は顔を赤くして言う。
「宮野 茉央(みやの まお)よ。よろしくね石川 李夜さん。ごめんね。へっぽこ探偵が勘違いしちゃって。これ気持ちなんだけど…」
茉央という女性は花を私に渡す。
「へっぽこは余計だ。必ずあそこにいると思ったんだがな」
一英は頭をかき、客用の椅子に座る。
「有難うございます」
私は茉央に礼を言う。
すると茉央は私の顔を見て笑う。
「ところであなた私達と一緒に事務所に来ない?」
「「は?」」
私と一英は声を合わせ、茉央を見る。
「だって一人暮らしなんでしょ?危ないわ。」
一英はその言葉に同意したように頷く。
「確かに…その方がいいかもな」
「でしょ?やった!決まり~」
両手を合わせ、茉央は喜ぶが私は唖然としたまま放置された。
「だとしたらカレールー買わないと」
「またカレー?」
「今日は特別よ」
二人は楽しそう?に話を進めているが本人の意思はまるで無視だ。