足つくマーメイド | あみぃ のブログ

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足つくマーメイド

急いでヤムスンは、名簿に目を通すが、頭の中ではチロルの事と、王様に言われた事がグルグルと交差していた。

王様が探している…そんな事は知らない私は海の位置を、把握しようと海上に出た。
海上なら私の方が皆より詳しい。
嵐は吹き荒れ雨は激しく私の体に刺さる様にあたる。
「大丈夫。海の石を投げられた時より痛くないわ」
拳を握り唇の下を上の歯で噛み私は空を見上げた。
雨が大量に私の顔にあたる。
そして、荒れる海の中私は呟く。
「痛いものはやっうっぷっ…痛ぁ~っぷ」
グチャグチャの涙まじりの酷い顔になっているだろう私は何度も海の水を飲み込み、荒れる波に流されるがままになる。