足つくマーメイド | あみぃ のブログ

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足つくマーメイド

ヤムスンは、怒られるよりも一番に胸を痛める言葉を聞き、一瞬両目を見開き、また強く両目を瞑り、海底につけている手を強く拳を握りしめた。
「お父様。説教は後、チロルを探しましょ」
人魚姫は王様にそう言い、人魚の城から出ようとした。
「いえ。俺が…」
思わず顔を上げ、ヤムスンは人魚姫の手を持つ。
「まて。私が行く」
人魚姫とヤムスンを見て、玉座から立ち上がる。
「ヤムスン。人魚達が全員いるかの確認を任せた。これ以上の失敗は許さん」
「…。御意…」
ヤムスン苦虫を噛み潰したように顔を歪めた。
「お前は怯えている人魚や魚を先に城の安全な所に避難させてやれ」