16.王様 | あみぃ のブログ

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16.王様

「ツアベルが涙を流して去った時に、私は我に返った。今まで魔法を使わなかったのに、あそこで使ったのにはどうしてもしないといけない理由があったのだと」
王様は、溜息をつく。
「ツアベルが去る時に貴方だけは私を信じてくれていると思ったのにと言われて、目が覚めた。何をしてしまったのだと…。あれから同じ事を何度も思い出すと、彼女が喋りかけた事を聞きもせずに私はとんでもない過ちをおかしてしまった」
王様は、テーブルに肘をつけ、両手で頭を抱える。