灰かぶり(リアル) | あみぃ のブログ

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灰かぶり(リアル)

魔法は消えてしまいました。これが彼女の現実なのでした。

「あのお姫様は綺麗で小さなガラスの靴を落としていったわ。それを王子様が拾って、舞踏会が終わるまで そればかり見つめていらしたの。無理もないことだわ。きっと王子様はあのお姫様に恋しているのよ!」
 帰ってきた姉たちは何度もこの事を口に出し言いました。けれど、舞踏会はもうおしまい。シンデレラが王子様に逢える機会はありません。
  お城からおふれが出されたのは、それからほどなくのことでした。
 ――このガラスの靴がぴたりと合う娘を、王子の妃とする。