『キューピッドちゃんのお家』❶
手に入れた彼はなんて遠いのだろう。
でもまだ手放したくない。
あんなこと言われても好きで仕方ない。
本当は確かに分かっている。
でも絶対に自分から手放したくないんだと…。
見送れるほど大人じゃなし。
あんなことは決して言えない。
言いたくない。
手放したくない。
宮野の腕を必死で離さない様に香奈は掴んでいた。
宮野は宮野で悩んでいた。一瞬香奈を置いて姫宮に付いていたくなったし、姫宮のあの一言に思わず我を忘れて抱きしめたくなった。
本当に自分のことを思ってくれているんだと思えた。
香奈のことは本気で好きだがそれ以上にこのぽっかり空いた心情に違和感がある。
手に入れた彼はなんて遠いのだろう。
でもまだ手放したくない。
あんなこと言われても好きで仕方ない。
本当は確かに分かっている。
でも絶対に自分から手放したくないんだと…。
見送れるほど大人じゃなし。
あんなことは決して言えない。
言いたくない。
手放したくない。
宮野の腕を必死で離さない様に香奈は掴んでいた。
宮野は宮野で悩んでいた。一瞬香奈を置いて姫宮に付いていたくなったし、姫宮のあの一言に思わず我を忘れて抱きしめたくなった。
本当に自分のことを思ってくれているんだと思えた。
香奈のことは本気で好きだがそれ以上にこのぽっかり空いた心情に違和感がある。
