宇津木健太郎 「猫と罪」(新潮文庫)

 

黒い毛並みをしている為、大概は「クロ」などと呼ばれているが、真名がしっかりと己にはあるのだッムキーただ、お前らに簡単に教えるつもりはないッグラサン何故なら、あいつとの大切な想い出が己にはあるからだッ照れ

猫がイッパイいる古書店【北斗堂】の女主人・恵梨香は、自らを≪魔女≫と名乗り、嘗ての罪により、こ~して古本に囲まれているのだと言う

ならば、その呪いを己が解いてやろうではないかッスター

ナニせ己は今回が「9回目」なのだからな

猫と本と、そして人間への深い愛情を綴った、摩訶不思議なファンタジックノベルラブラブ

 

 

まぁ~いつもココで読んで寄って下さっている方々には、常に言っているし少し前にやっぱり「古本」の話しをUpしたばかりなのだが、またも性懲りもなく(ソレは性分なので仕方なしなのだニヤリ)古本屋に纏わる作品で、しかも「オッドアイ猫」が主人公というからにゃ、そりゃ~少々自分の趣味のジャンルから外れていようとも、見つけてしまったからには読まない訳にはいかないのだ爆笑

今作の主人公は「輪廻転生」を繰り返し、西洋の諺に寄れば最期となる9回目の誕生を迎えた黒猫 ちゃんと真名あるがはあるが簡単には教えてくれない

特に3回目に飼われた時の癇癪持ちで胃病持ちな変人との想い出が忘れられないし、その飼い主の本名が己の真名なのだが・・・というトコがホンの少しミステリックでセンチメンタルなのだが、そんなフワっとした雰囲気が作中に漂っているのが心地よい

が、一方でシリアスで辛く遣り切れないシーンも作中では大きなウエイトを占めてもおり、ソノ過酷さに思わず「」してしまったりする・・・

ナンせ、こちとら、かなりの大年増なので涙脆くなってんだよねぇ~泣

’24の日本ファンタジーノベル大賞作と言うのも納得な作品で、そんなにファンタジー色が強くはないので、ソチラ方面が苦手な人でも充分に楽しめるのではないだろうか

過去8度の生き別れを繰り返し、幸せな時よりも悲しく厳しい時の方が多かった「クロ」の視線が、読み手側に伝わってきて、還暦間近のオヤジの胸にも迫って来るモノがあった作品だった

・・・今頃は、きっと「ウチのみかんオレンジ」も次にトコに生まれ変わってE~飼い主さんの元でzzzってる筈ニコ

モチロン、それと知れるコトはないのだが・・・やっぱりも1度会いたいしモフモフしたいとの思いが更に強くなった読後でしたえーん

 

 

 

 

夏目房之介 「不肖の孫」(筑摩書房)

 

欧州遊学から帰国したバイオリニストの純一と、20代のハープ奏者である嘉米子が結ばれ産まれたのが作者の房之介

苗字からして誰もが多分分かる様に・というか、「本当のお孫さんですか?」と一度は&最初は疑われるのはいつものコトキョロキョロ

明治の文豪にしてお札にもなった祖父と、希代の変人にして蒐集家として名を馳せた母方の奇人の祖父という、7処か「14光りキラキラ」を持って生まれた彼の思いを綴ったイラスト付きのエッセイ集

 

 

夏目はこ~したエッセイも書いているが、主な仕事は漫画家でありイラストレイターであり漫画評論や編集をしている方

結構前は「BSマンガ夜話」という番組のレギュラーコメンテイターとして出演していたので、ご存知の方もいるでしょう ↓の方です

 

 

私はその前から「Number」で連載してた『スポ根漫画学』と言うイラスト付きエッセイを読んでいたので(後に書籍化したのももっている・・・が現在は家の中で行方不明中ガーン)知っていたのだが、本当に漱石の孫だとはその時は知らなかった

後に↑の番組を観ていて知った次第

夏目には祖父である漱石とも想い出はほぼないとのコトだったが、母方の祖父である三田平凡寺との記憶は結構ある様で「おじいちゃま」と呼んで可愛がってもらっていたとのコト

うぅ~ん・・・ナンだかんだ言ってやっぱ「お坊ちゃま」だったんですナ

普通の家のコは「おじいちゃま」とか呼ばないモノニコニコ

で、前半は漱石や平凡寺についてアレコレや家族のコトが書かれており、後半は日々のアレコレ&Jリーグ創世記の熱狂についてのアレコレが綴られている

特に中でも≪我がエスパ≫の熱いサポっぷりについての項が、サポとしては嬉しかったりする飛び出すハート

他にもメインの仕事であるマンガについても書かれていてるのだが、やっぱり一番面白く興味深いのは漱石に纏わるお話しで、芸能人とかでも大変なのに、祖父が文豪でお札の顔なのは一般庶民には分からない苦労があったとのコトで、特に「現国」の授業は苦痛であったとか さもありなんびっくりマークなんでしょうネ汗うさぎ 

↑で書いた様にJリーグが始まった頃のエッセイがある様に、様々な雑誌などの媒体に書いたエッセイをまとめた1冊で、初版は’96のモノで↑のは3刷目の’97のモノ

普段、単行本を買わない私が持っているというコトは例に寄って古本で購入しており、確か時期は忘れたが神保町をふらついていた時に棚に偶然刺さっていたのを掘ったのを覚えている照れ

 

 

btw・・・話しは変わって先日の土曜に、実にほぼ40年振り(びっくり)という、同窓会的なモノがあって出てきた

というのも、過去で1回触れているのだが、大学時代の仲間達との会合で、ソレも4年間住んでいた「尞」の先輩・同級・後輩とのモノ

東京の信じられない位高級地にあったシゾーカ県が運営しているトコで、学校単位ではなく「シゾーカ県に籍がある者」or「シゾーカの高校を卒業し東京(&近郊)の大学か専門学校に通う者」のみが入居資格があるというトコだった

なのでミョ~なカタイ縛りはなく、自由気ままに過ごさせてもらった「アオハルな貴重なひと時キラキラ」を共に暮らした仲間達との集まりだった

同級の連中とはソレなりに会ったりはしていたが、↑↓の方々とはナカナカで・・・

そんな尞が遂に取り壊されてしまい・・・なんてこともあっての「同窓会」だった

当時とは姿形・特に体形はすっかりFatしちゃってたし、髪が随分と皆さん寂しくなってはいたモノの(びっくり)、会って数分・・・処か、居酒屋の扉を開けた瞬間・潜り抜けて直ぐに「懐かしいアノ頃へ」戻れたのが、ナンか凄く嬉しくって楽しかった

ソレは皆さん同じだったようで、解散後のLineでも皆さん盛んに喜びを現していたのが印象的で、40年もの年月がアッと言う間に取り払われて、思い出話にひまわりが咲いたモノでした

いやぁ~ソレにしても楽しかったなぁ~

んで皆な、第2回もやろうという話しになっていて、ホンとのあるだろうのでまたソノ機会が楽しみで仕方ないですワ音譜

*参加者で読んでる人は少ないだろうけど・・・皆さん・本当にありがとう爆  笑 感謝ですお願い

*特に幹事のI ホンとGJだったゼグッ

またの次の時が待ち遠しいですワラブ

 

’23のBryan AdsamsのLiveの翌日に寄った時のカメラ

も~この建物もないのはナンとも淋しいですナ・・・大泣き