原田ひ香 「古本食堂 新装開店」(ハルキ文庫)
急逝してしまった兄の古本屋と持ちビル・高円寺にある自宅・そして大量の未整理の古本を受け付いだ妹の鷹島珊瑚だったが、大叔父の店というのと大学院で国文学を専攻していたコトもあって、遂に正式な「正社員(
)」となって働き始めた美希喜の、神保町にある古本屋「鷹島古書店」は、↑の階に入居している出版社の面々や、作家志望の悩める青年・モチロン、古本を目当てに立ち寄るお客さんで賑わっている
そうした中、棚の一部を動かしスペースを造り、
などを
と一緒に提供するコトにしたが・・・
日々忙しい中、帯広にいる珊瑚の
想い人が怪我をし、入院したとの連絡がッ
神保町に存在する美味しいお店と料理と、そして暖まる古書の数々が登場する、古本ストーリーの第2弾![]()
第1弾は、約3年前にUpしている
タイトルにコノ「2文字」があると・・・スルーできないッw | みかんjamのブログ
で「お久」となる今作では、帯広から単身上京し、いつの間にか店主となってしまった珊瑚(70代)と、気付けば正社員となった美希喜(20代)の、親類同士の気ままな
暖かい雰囲気が漂う古書店が再スタートを切ってからのお話し
持ちビルが故に、老朽化した水回りやナンやかんやの修繕費に悩んだり、お茶も出来る本も買えるカフェ形式に改装しようとして棚を動かしたら、背後の壁一面がッ
だったりと、騒々しい日々が描かれながら、作中では美味しそうな料理&お店や、難しそうな&日々役立つ様なエンタメ色が強い作品の紹介があったりと、相変わらず両面で楽しませてくれる
神保町には、も~3年程遠征できていないのだが、ネットの普及もあって馴染みの・結構通っていた・好きだった店が次々と閉店の憂き目に遭っており、前回の遠征時にも
「あれぇ~・・・
あぁ~閉まっちゃったんだぁ~
」と落胆させられ続きとなっていた
でも今作に登場する「天ぷら いもや」とか「新世界菜館」などで食事したコトがあるので、懐かしく味を思い出しながら味わえたのが良かった![]()
*但し、作中に出てくるのは手前の方の「いもや」で、私が食べたのは奥の「🍚」の方 開店と同時に直ぐに満席になり、カウンターに押し込められながら急かされる感じで食べたので、正直味の想い出とかよりもそ~した光景の方が記憶に刻まれている
また最終章では、帯広に「一時帰郷」した珊瑚の重大覚悟の程が語られ・・・コレは次の第3弾が楽しみに待ち遠しくなってくる展開が待っている
こりゃ~3年も待てませんゼ・センセイ![]()
唐沢俊一 「古本マニア雑学ノート」(幻冬舎文庫)
タイトルにある通り、マニアならでは着眼点と趣味・そしてナニより粘り強く根気のいる丹念な探求心があってこそ掘り出せた「お宝マニアックな古本の数々」
そ~したコレクションを一同に開陳し、ご満悦となり、見せびらかした1冊![]()
SF&ミステリのメインストリームはモチロン、猟奇犯罪本やB級漫画が色々、更には性風俗を扱ったモノからトンデモ本まで、著者が長年飽きもせず執念と共に集めた中から、選りすぐりの古本を、解説と共に古本マニアの生態や売買の方法や通となる為のノウハウが余すトコなく書かれたマニアならではの1冊![]()
本書は’96にダイアモンド社から刊行され、文庫化されたのがH12のモノで、例よって「BO」で購入している
古本モノの端くれの片隅にいる者としては、「古強者としての唐沢」の名前は知ってはいたが、ドチラかと言うと漫画家の唐沢なをきの原作者・兄として知っていたというのが最初
同類同行の士の話しを読んでいる内に、俊一の名前も刻み込まれ、日課の「BO巡り」をしている時にコレに出会った次第
年齢的に1世代↑なので、好みとか夢中になっていたサブカルジャンル的にはビミョ~なズレはあるモノの、ナニせ「基本的にモノが古い」ので、10年かソコらのズレは気にならないのだ 尤も違いはソレに対する熱量の差になるのであるが
そして作中では≪カラサワ・コレクション・ピックアップ≫のコーナーが頻繁にあり、モノの写真と共に解説・エピが語られているのだが、ソレがナンともマニアとしては面白い
苦心惨憺してGetしたブツなだけに愛着はあるし、そしてナニより自慢したいのである
「ど~です こんなんのも持ってるんですけど
あぁ~しかも3桁の値段でネッ
」
と鼻息荒く吹きまくりたいのである![]()
そんなマニア心を擽る1冊となっている![]()
・・・が。まぁ~興味のない方にとっちゃ、一銭の価値もなく、ブツが多すぎてジャマなだけなんですけどネ でもソレがマニアってモンですナ![]()
*一昨日のHome開幕戦・・・
エスパ…は・・・![]()
しょんないけん、次のAwayでは頼むよ![]()

