背筋 「文庫版 近畿地方のある場所について」(角川文庫)

 

かつては人気を誇り、一部のマニアから熱狂的な支持を受けいてたオカルト雑誌『月刊Q』も様々な要因もあり廃刊となり、今では不定期刊行となっていまっている

雑誌の副編集長の小澤誠也が手掛けた本誌には、彼が懸命に探しているとある人物に関連したモノであり、ソノ手掛かりとなるものが掲載されている

そしてソノ多くは、「近畿地方のある場所について」に言及されている

その場所とは・・・●●●●●に関わるもので、恐ろしく忌まわしい伝説や言い伝えが残っており、関わってしまった者は須らく悲しい結末が待っているのである叫び

どうか、その人物に関する情報をお持ちの方は、ご連絡下さい・・・お願い

単行本観光当初から話題を呼び、文庫化・映画化もされた今、大注目の禁断もホラーミステリドクロ

 

 

基本的な私の好みのメインジャンルは「広義の意味でのミステリ」なのは、今迄に何度か書いてきたし、読んで下さってる方々は承知しておられると思うが・・・

ホラーは基本的に余り、と言うか殆ど読まない コレはSFであったりファンタジー・恋愛モノなどもそうで、どうも・・・ネ、と言うのがど~しても抜けなくって&大好きなミステリ系の出版点数が莫大である為、ソチラを追いかけるので手一杯だから・なのである

が、絶対全く決して揺るがぬ意志で・というのもなくって、興味を惹かれたら購入するし、読後に感心。痺れるコトも多々ある

にしてもそ~した作品についても、「ガチ勢」というよか「○○風味」なのが多かったりする

で今回の今作わッ・・・充分にホラーでオカルトでありながらミステリの要素・雰囲気が漂っており、またEdの仕掛けトリックも決まっていた様に思う爆弾

現代的な手法や用法を用いる辺りも、実に今風で効果的だったと思う

つまりナニが云いたいのかと言うと、とても満足出来る出来だったし、話題人気になるのも納得の作品だったというコトなのであるグッ

巻末の袋とじも開けたし、ナンなら単行本とは違いがある!と言うコトなのでソチラの方も気になってしまった まぁ~わざわざ新刊を購入しようとまではアレですけどネウインク

 

 

森村誠一 「黒魔術の女」(角川文庫)

 

無惨な形で発見された女性の遺体は、後頭部を鈍器で殴られ割られ、下腹部には鋭利な刃物で何か所も刺されていたッガーン

しかも股間には複数の男の凌辱した後のモノが遺されていた・・・

事件を担当する刑事の愛甲は、過去、男で1つで育ててきた愛娘が不良たちに襲われ乱暴され、苦悩の末に自殺してしまったという悲しい過去を持っていたムキー

「この犯人たちは絶対に許さんッ 絶対に逮捕する」との決意を固める十字架

捜査を進める内に独りに女性が浮上するが、背後にはアメリカを本部とする<国際神秘学会>なる、怪し気な黒魔術を信奉する団体の影があった

無情の冷たい青い焔を燃やす、孤独な中年刑事の執念が描いた現代的社会派長編推理小説メラメラ

 

本作はS49に「小説宝石」に5回にわたって掲載された「闇の奥に火が見える」を、後に加筆修正し現タイトルに改題し、S54に文庫化した作品(↑のは再版 カバーイラストはモチロン同じ)

で今作の入手方法はいつもとは違っていて、実は≪廃品回収場≫から失敬してきたモノてへぺろ

森村を知り読み始めた中2の秋~冬になり、その後の春休みのとある日曜日 ウチの前は公園になっていて、町内会のナニかと言うトコの公園に集まり行われるのだが、ソノ日は廃品回収・チリ紙交換となってて、各々の家から持ち込まれた様々なモノが集まっていたのだが、整理をしながら目に入ったのが本書と、も1冊の森村文庫本

「これわッ (自分にとっては)お宝ジャン」となり、大人に断ってソノ2冊をGetした・と言うモノ

バリバリDTの中坊にとっちゃH本の方が価値は高いのだが(笑)近所のおじさんおばさんらの眼が光る中、そ~したのに手は出せない ましてや優等生でイイ子で(当時わッウインク)リーダー然とした私としては、無理なのであった

と言うコトで、只でGetした今作は、私にとって通算「4冊目の森村」であった

あ、内容的には坊主頭の中坊にとっちゃ、かなり「アダルトな」内容・展開で、も1つ2つシックリは来なかった記憶があるネガティブ

ただ、恐怖怪奇性(オカルティズム)と性向的(セクシャリズム)に富んだ作品で、オヤジやオフクロの目を盗んでこっそり読んだ・と言うのだけは覚えているドキドキ

 

本だけでなく映画などでもホラー系には疎く揃えがないので、多少の関連性でも・と言うコトでChoiceしたのが森村

長く豊富なキャリアがあるので、関連性があって類似的な作品を持っている・となればやっぱり私は森村となるのであったウインク