畠山理仁 「選挙漫遊記」(集英社文庫)

 

実際に現地に足を運び、立候補者の生の声と主張を聞き、ソノ熱と興奮とお祭り具合を伝えてきたフリーランスの著者は、実に20年以上に渡り選挙の現場を巡り、楽しみを・魅力を・そしてソノ重要度を訴えてきたのだった

コロナ禍に見舞われた中、全国各地を安全に十分に配慮しつつ、’20の熊本県知事選を皮切りに、去年、過去最多の候補者が乱立した’24東京都知事選までを、現場で・現地で生の声に触れ、模様を様子のリポートをまとめた渾身の1冊がココにッ

本命も・対立候補も、泡沫もない・・・皆な、大切な世を憂う声なのだッ炎

と問う、著者の熱きエールを体感せよッ虹

 

 

つい先日、波乱のあせる・・・いや、予想通りのアセアセ期待通りの??結果に終わった参議院選があったが、基本的には今作では「地方選」に絞ってのレポートがされている

多分、一フリー記者からすると全国選挙だと、広範過ぎて的が絞りずらいのと、基本スタンスとして「立候補者全員にインタビューする」コトとしているので、ソレが出来ないから・自分独りで回れる規模の選挙を取材しているのだろう

市長選もあれば市議会もだし、県知事選もあれば補欠選挙にも現地に赴き、立候補者は当然、スタッフや演説会場での生の声もキッチリ拾って届けようとするスタンスには好感が持てるし、泡沫と言われる方にもしっかり訊き、記しているのにも同様だキラキラ

また偏見かも・だか、記者というと基本的に「左矢印向き」だったりするが、そ~した背景・思想・指向がないのもOKだった

とかく「リベラル」を自称(グラサン)しながら、現実は一方に偏ってて、決して平等じゃない方が多いんでネ

コレを読むと、選挙権・或いは被選挙権が面白く感じられるのは確かで、改めて『自分の清き1票』を大切にしたいな・と感じられた

*btw・・・参議院比例で1位当選した【R】さんって、ど~なのよドクロ

≪(都知事選に続いて≫またしても堂々とコ~センホ~をぶっちして、シャ~シャ~としてるけど・・・おばけ

 


 

真保裕一 「ダイスをころがせ」(新潮文庫・上下)

 

駒井健一郎・34歳 失業中で妻子とも別居中のどん底状態で、お先は暗闇のまま・・・

しかし、とある出会いが健一郎の人生を一変させることにッびっくり

高校時代のライバルである天知は開口一番こう言い放った 「俺は衆議院選挙に立候補するッパンチ!」と

コネ・金・地盤なし あるのはドコまでも舞い上がる誇り高い理想と燃え上がる情熱のみメラメラ

地元の静岡・秋浦へ戻り、一緒に闘ってくれと頼まれるお願い
理解のない妻・早くも始まる適陣営の妨害・そもそも立候補の仕方すらも分からないという始末だが・・・
第二の人生を切り拓く為、完全無党派の徒手空拳で挑む選挙戦の行方はッ?
も~若くはないし背負うモノも大きいが、アツく滾る心意気を描く大人のアオハル物語
 
’02単行本→H17に上下巻で文庫化された作品で、真保には珍しく・と言うか初の「政治モノ」である
…が、内容・展開的には、立派なエンタメバトルもので、ソレまでの真保作とそう相違はなく、中では熱い闘いが描かれている ただ舞台が慣れない・馴染みのない「政治選挙」のお話しだというコトだけだ
なので、選挙に関するetcも詳しく紹介がてら記されているし、選挙戦の裏側の醜い(見にくい)部分やシーンもバッチリ描かれていて、ソノ辺りの攻防や憤り・自陣の対応策などがバトル化されていたりして面白い乙女のトキメキ
 また健一郎と天知との過去の因縁や柵・地元でささやかれる裏取引の模様や因習・実は一番の敵となった妻との攻防などなど・・・
お楽しみの要素が満載で、面白可笑し、そして楽しく読めて+@で政治のコトまで知れるというのが今作なのだ
個人的には、舞台が何故か地元のシゾーカというのがグッ
秋浦市は架空地で、モデルは西部の方のメインのトコだと思うが、ソレでも親しみが湧くし、ソレだけでお楽しみポイントが追加されるというモンだったりする拍手
 
今作がこのタイトルなんで、コレを最後に貼っとかないとネラブラブ
サイコロは投げてみなけりゃ、結果は分からんらにッ爆  笑(シゾーカ弁)」ってコトですナウインク