ピエール・ルメートル 「僕の死んだあの森」(文春文庫)

 

フランス北部郊外の村に住む12歳の少年・アントワーヌは、周囲の仲間達からはチョッと疎まれているというかハズレ気味となっているやや内気な性格

ある日、隣の家の6歳のレミと連れ立って森へといつもの秘密のツリーハウスへと出かけたが、癪に障り些細なコトからレミを死なせてしまうッゲッソリ

余りのコトに動転するアントワーヌは、遺体を隠蔽し罪から逃れようと画策する

立ちどころにレミが行方不明になり村中は騒動となり、憲兵が捜査に乗り出すが・・・

思わぬ事態に揺れる少年の心の動きと共に、事件の行方を描くクライムノワール十字架

 

 

さてと・・・こ~して文春をUpした・と言うコトはやっと「9月購入分」を終えたと言うコトになり、やっと遅ればせながら「10月分」に突入したコトとなるてへぺろ

先月は旅行に行ったり、結構重く長めのが合ったりして時間が掛かってしまい、10月分への入りが遅くなってしまった・更にその上に買ってなかった10月分の終わり頃に出るのは11月分の初旬のも合わせて購入した為、現在『在庫』がパンX2の状態・・・魂が抜ける

と前置きはさておいて、今回は現在地元のだけでなく世界中で人気を得ているルメートルの新作なのだが、オリジナルは’16に刊行されている

↓でもUpするが、【カミーユ・ヴェルーヴェン】シリーズで一躍人気作家となった彼だが、この様なミステリ・ノワールは今作でお終いにするというのは何とも残念びっくり

ストーリー的にはよくある・とまではいわないが、悪気や悪意があった訳ではないが犯罪を犯してしまった・しかも犯人は田舎の12歳の少年というのがポイント

しかも田舎町のコト故、隣近所だけでなく村に住む全員が知り合いという状況がアントワーヌを追い込むし、憲兵(警察)の登場も、直ぐその後に起きる災害によって更に追い詰められる心境を、刻々と描いている

果たして彼の犯罪の行く末に待つモノは・・・という、本家本場の「ノワール」の真骨頂作品だが、リックとかどんでん返しとかがある訳ではないのでVol的には薄め

同じフランスの名作『太陽がいっぱい』へのオマージュ的な側面が見られ、昔映画を楽しんだコトがあっただけに、今作もドキX2しながら楽しめたウインク

 

 

「悲しみのイレーヌ」(文春文庫)

その殺人現場の酸鼻を極める凄惨さは異様であったドクロ

二人の女が、釘で打ち付けられ酸で炙られた上に火をつけられていた炎

現場に臨場したカミーユ・ヴェルーヴェン警部も余りの状況に言葉を失う・・・

捜査を開始した一行だが、やがて第二の事件が発生する

カミーユは事件に恐るべき共通点を見出し戦慄する

「その女、アレックス」で絶大な支持を受けた著者のデビュー作

 

と、粗筋的には紹介が難しい・というか、出来ないうぅ~ん・・・もどかしいのが今作のストーリーで、本格的でありながらサイコホラー的な側面も持っているし、デビュー作なのだが日本では訳されるのが3冊目という、ナンとも捻じれた状況下にあるのが今作

で、デビュー作なのだから当然、主人公のカミーユも初登場な訳で、でも私たちはコノ後のシリーズ2作目を既に読んでいるので、カミーユのコトは知っていて・・・

という、ナンともなコトとなっている照れ

ルメートルの作風として、非常に凄惨な・読んでいて内臓が捻じ刻まれそうな現場・犯人が登場するのだが、ソノ犯人も単なる粗暴犯であるならばただ単にやっつければイイのだが、その裏があるので、コチラものほほんとはしてはいられず、ソノ端緒ははてなマーク切っ掛けははてなマーク手掛かりは??と気になってくるし、カミーユは如何にして犯人に辿り着くのか!!にヤキモキするハメとなる

といった王道的なミステリの展開にやられるコトとなり、その様にして世界中で人気を博すこととなった次第

シリーズものなので続きがまだあるのだが・・・↑の解説で書かれていたのだが、今後はミステリとは距離を置く・と語っているらしいので、残りをUp出来るのかびっくりマーク なぁ~・・・汗うさぎ

 

 

と言うコトでコレを貼って今回はバイバイ

世代的にはかなり前なのでリアタイではないのだが、レンタルで借りて観た

とても面白かった・特に有名なラストシーンには痺れた・というか「あああぁ~・・・ガーン」となってしまった

日本に於いては「ハンサム」という言葉と=となっていたのアラン・ドロンでしたネラブ