松嶋智佐 「三星京香の殺人捜査」(ハルキ文庫)

 

キャリアでもある県警刑事部長が部下の女性にセクハラをしているトコを見つけ、思わずぶん殴ってしまい、その責任を取り退職した176㎝の大柄な捜査1課元刑事で今はX1・可愛い5歳の娘・つみきと共に暮らす三星京香星星星

勤め先である県下でも最大の「うと法律事務所」で過去経を活かし、調査員として働いているが、ある日、事務所の副代表で貴久也が警察に任意同行を求められ、容疑は殺人だというッガーン

しかし本当の狙いは代表である道比古で、大学時代の友人が被害者であり、過去のいざこざが関係ある様というのだが

京香は、恩に報いる為にも事件の真相を探ろうとするが、本来の業務である離婚調停の調査も重なってしまい・・・アセアセ

元女性白バイ隊員の経験と知識をちりばめた探偵物語

 

 

書下ろしのシリーズでコレが2作目となる、女性警察官ならではの視点・経験を元に描く警察と言うか探偵・・・うぅ~ん、まぁ~今風のミステリスター

↓のが去年Upした記事

やっぱり彼女のは・・・Darkenssなのネ! | みかんjamのブログ (ameblo.jp)

作者の松嶋はまだ読み始めて浅いのだが、今はすっかり「お気にグラサンハート」となった作家の一人

で、↑のでも書いた様に少し暗めの・ダークな雰囲気を纏ったテイストが持ち味なのだが、今作は少し毛色が・というか重めではあるモノの暗さはソレ程感じさせず、かと言ってライトなと言うのも違う感じで仕上げてきた

ヒロインである京香のキャラも確立されてきたし、イケメンで爽やか・仕事もできる副代表の貴久也(そして彼とのラブラブはてなマーク)・調査の相棒ともなるパラリーガルの夢良・元同僚でちっとも冴えない野添巡査長などの、脇を固める役者も揃ってきたし、シリーズとしての流れと楽しみが出来上がりつつある感じがして、とてもだった

肝心のミステリの方は・・・まぁ~ネ、うん・だよね、というモノだったがニヤリ、このシリーズはそ~いった点を求めてない・といったらアレだけど照れ、ソコで勝負はしていないので、ストーリーに身を任せて楽しく読み進めるのが合っていると思う音符

表紙野イラストのテイストと共に、今ドキのコにはピッタリじゃないかな飛び出すハート

 

 

五十嵐貴久 「消えた少女 吉祥寺探偵物語」(双葉文庫)

吉祥寺のコンビ二でバイトをして暮らしている「おれ」は、X1で息子との二人暮らしだ

仕事&家事をナンとか終えると、夜中に行きつけのBarヘ繰り出し、ロックグラスを干すのが日課というか、生き甲斐というか、まぁ~そんなドコにでもいる様なナイスミドルだ

ある日、オカマの恭子ちゃんから、1年前に吉祥寺から忽然と姿を消した少女の母親を紹介される

成り行きと行きがかり上、仕方なくソノ少女を探す破目になり、伝手を頼って少しずつ情報を集めると、サスガおれとある一人の不審な男が気になり始めたのよ・・・

オサレTwon・吉祥寺を舞台に下町人情テイストをも感じさせる探偵物語キラキラ

 

初出は’14で、既にこの頃にはHit作も出していた五十嵐にとっては初の「書下ろし」となる作品で、シリーズ化されている

おれは、まぁ~専門職の探偵ではなく、(夜の)町の人気者&頼られるオヤジという設定は、東直己のアノ作品で御馴染みだったりするウインク

アチラが主人公のキャラや設定・語り口がDryでHBなら、コチラは逆でLightな設定でコメディカルなタッチとなっている

扱う事件も大ごとな血塗られた厄介ゴトではなく、基本はご近所トラブルに+@程度のモノなのだが・・・調査が進む内に徐々に大袈裟になっていきびっくり

というコレまた王道な展開が繰り広げられていく

 

こ~したある種の「軽み」が五十嵐の特徴であるし、面白いトコで、『今作の』&『多分コレからの』↑の松嶋のシリーズを相通ずる感じがしている

と言うコトで関連でUpしてみた

キャラの性別は違うが、シチュはほぼ同じだし、テイストも似ているし、ナニより松嶋のは、も~全部Upしちゃってるんでないんですワウインク

 

 

と、昨日もUpしたが、アチラはかなり重めなDarkなのだったんで、毒流しじゃないけど、軽めのを・そして時間があって読了したんで続けざまに挙げてみたニコニコ