相沢沙呼 「教室に並んだ背表紙」(集英社文庫)

 

図書委員のあおいが、本好きではない筈の苦手な同級生が図書室にいるのを見かけ、そのコの姿に疑問が湧き・・・??

本が嫌いなあかねが、苦手で存在自体に疑問を抱いている読書感想文に悩んでいると、偶然他のコの下書きが入手できて・・・グッド!

1冊の本を開くたびに、窮屈で息苦しかった中学生活が、少しずつ少しずつ拓かれていく

6人少女と、図書室と司書の先生と・・・劇的にとはいかないけど世界は変わっていく

ナイーブな時期の子供たちの世界の、苦しみと未来を繊細に描く連作短編集キラキラ

 

 

とまぁ~コノ表紙とタイトルといい、内容といい、とてもじゃないがミドフィフオヤジが読む傾向の作品ではないのだが・・・グラサンハート

たまぁ~には・というか、結構ソレ系統のをソレなりにココで読んでUpしている

基本的に、Black&DarkメなHardなミステリをメインに読んでるので、心を一度リセットする為に・コレ以上心が荒まない様に、読んでいる

といっても、💘ウォーミングのならナンでも・という訳にはいかず、やっぱり『本』が絡んだのが多くなっている

今作も、JCの私らの頃とは大きく様変わりしているであろう世界観の中で、コレまた私らの頃とは読書傾向も量も者も違ってはいるだろうが、ソレでも本が好きなコ・救われたコ・明日を見つめたコらが登場し、自分達の世界を創りあげていってくれている

ソレがナンともホッとするんですわぁ~・・・コノ歳ともなるとネニコ

暑苦しい今の世の中で、清涼剤となる作品の1つだと思いますワウインク エエラブ

 

 

重松清 「日曜日の夕刊」(新潮文庫)

日曜日の夕方・・・お父さんはリビングでぼ~ッとTVを観てる・お母さんは台所で夕食の支度をしてる・お兄ちゃんは朝から部活に出かけたままで・お姉ちゃんは部屋に籠ったママでナニかしてる・そして僕は・・・

日本全国のドコにである町のごく普通の家庭に風景に春夏秋冬

夜空を見上げながら微笑む親子に、日も暮れた公園の桜の枝の下でそっと腕を組むカップル

昨日と同じ様だけど、確実にナニかが違っている今日と、そしてナニかが変わる筈の明日・・・音譜

些細な日常の出来事を淡々と、でも丁寧に包み込んだ短編小説集

 

重松は一時期ハマったコトがあり、ほぼほぼ全ての作品を集めて読んでいたコトがあった

まぁ~逆にハマり過ぎちゃったんで、以降離れちゃったけどてへぺろ

基本的に重松のは少年のナイーブな感のの心と世界を舞台に描いているのだが、ソレがユーモアであったり、ノスタルジックであったり、SPな程にハードでダークだったりするトコが魅力チョキ

今作では雑誌で連載されたモノをまとめており、媒体が「サンデー毎日」だったコトがらこのタイトルが付けられていて、休日の何気ない1日であったり体験であったり想い出などが綴られている、重松お得意の世界観が繰り広げられているラブラブ