安藤祐介 「崖っぷり芸人、会社を救う」(中公文庫)

 

プロ野球を戦力外となり、その後に『スーパー・エブリ』に就職した樫村栄治は、新しい職場に遣り甲斐を見出していたが・・・突如≪うつけ≫と陰口されている4代目社長の気紛れ(びっくりから新たな指令が下った

ソレは現在、栄治が勤務する吉祥寺本店でバイトをしてるお笑い芸人たちで「実業団」を結成しブレイクさせるコト、そして当然店の売り上げもUpさせるコトアップ

頓珍漢な命令に最初は戸惑っていた栄治だが、徐々に彼らが繰り広げる笑いが染み入り、他の従業員や、お客さんに伝わっていく様子を見て心が動き始めるッドキドキ

だが、反社長派で実力者である小田島専務ら一派による嫌がらせや、果ては会社本隊の売却話迄もが持ち上がり・・・全ては「エブリお笑い実業団」の腕に未来が託された

志半ばで夢破れ・そうな人達に送る、笑顔のハートウォーミングエンタメスター

 

 

彼の作品をUpするのはコレが2回目となる

本好きなら「本の本」は好きですよネ!? | みかんjamのブログ (ameblo.jp)

↑のもそ~なのだが、舞台や題材は違えども、苦境に立たされている・夢破れて本来の自分の居所が見つからない・でもソコで遣り甲斐や新たなスタートを切ろうとしているモノへのエール・賛歌を描く作品なのが共通している、心温まるストーリーとなっている虹

設定はかなり奇妙というか、コチラ側の興味を惹く感じで、メインは元プロと言う輝かしいキャリアを持ちながらも、結局は一度も一軍でプレイするコトが出来なかった熱血漢と、未だに芽が出ないお笑い芸人集団という設定がグッ

夢が破れて新たな道を歩みだそうとする者と、自分でもも~無理かもと思いつつも夢を諦めきれない者との対比が面白いし、そ~した者を静かに・元気に応援する周りの者達の視線などが暖かく、これまた心が休まる感じがするラブラブ

一応、スーパーとなっているが多店舗展開する流通業界で、日用食料品だけでなく、家電から洋品までが上階で揃えられるデパートが舞台で、本店であり基幹店であるという事情もストーリーを盛り上げている

が、まぁ~「お笑い」が一番のテーマなので気楽に楽しめるのがイイニコ

でも・・・唯一言うならば、表紙のイラストがどうも、ネ

若いコ達ならともかく、ミドフィフのオヤジが手に取るには少し恥ずかしいですワお願い

 

 

山本甲士 「がんこスーパー」(ハルキ文庫)

折角課長へと昇進したのに、僅か2か月でリストラの対象となってしまった・というかソノ為の配置だったのかと、気落ちする冴えない中年男性・青葉一成

そしてあっさりと退職したのだが、次の就職口が結構あっさりすんなりと決まり、ホッとしてたが・・・今にも潰れそうな弱小スーパーの副店長として派遣される

ミッションはモチロン売り上げを挙げるコトのみ

しかし店長にはライバル店のスパイとして疑われ、パートのおばちゃん達もやる気はzzz

そんなどん底の中で、一成はご近所の老婆からヒントを得て、起死回生の一手を思いつくッ

果たして、崖っぷちのスーパーと一成の行く末はアセアセ

第二の人生への再スタートを切ろうする暖かなエールエンタメキラキラ

 

山本は既に何作もUpしているので詳細はPassするが、基本的な作風はウォーミングな応援モノとなっていて、特に道に悩み迷う人々に一筋のを投げかける作風は現代の社風ともマッチしてナカナカの人気を得ている

コレでドカンと映像化でもされれば、もっと一気に・という感じなのだが・・・まぁ~そ~は問屋が卸してくれないというのが現状

でもコノ調子で真摯に作品を紡いでいけば、自分の作品の様にもっと陽が当たる様になると思う花火

現代は、「どんだけ疲れてんのよぉ」という位に「感動したい・癒されたい」人達が多いんでネウインク

 

とココでサブの回収を

実は、私が子供の頃からウチは地元でスーパーに勤めていた

親父の兄(伯父さん)が経営者で、お袋もソコにパートの形で一緒に仕事をしていた

なので親戚の家=仕事場と言う感じで、少し距離は離れてたけど、歩いていけなくもない場所だったので、小さい時から弟と妹と3人して通って仕事(ビックリマーク)をしていた

親父は精肉担当なんだけど、ナニせ小さい所帯なので朝5:30には家を出て隣のN市まで魚の荷受けに通っていた

なので日曜とか夏休みなどは一緒に朝起きて付いて行って、市場でうろつきながら朝飯を食って店へ *魚市場なので上手いのがたくさんあったんだけど、子供なのでラーメンカレーばっかり食べてたけど

で店で荷下ろしをすると、今度は伯父さんのトラックに乗ってコレまた隣のFM市の青果市場へ行き、コレまた荷積み→荷下ろし

ソノ後は肉や魚は手伝えないので🥒や🍅をパック詰めしたり、買い物籠を片付けたり、店先の掃除とか・・・色々していた・というかさせられていた

その後はサスガに子供なので自由時間になり、勝手に店の2階の居間でを観たり、トランプやゲームをしたり、隣にあった余所の小学校の校庭で弟としたりと・・・

小学校の頃はこんな日曜が多かったショボーン

定休日が月曜だったので、土曜の昼に帰宅しても二人ともいないし、日曜も同じ照れ

授業参観にも滅多に来れなかったし、運動会なども隣のY田さんが一緒になってお弁当とかを食べてた

なので家族で旅行・近隣へ出かけるコトもほぼほぼなく、今になってみると結構淋しい思いをしていた泣くうさぎ

でも、二人とも遊んでた訳でもないので、「こんなもんだろうな」というのが当時の感想

 

で、長じて大学を出てUターン就職したのだが、ソコは倒産して今はも~ないがシゾーカ県民なら知らない人はいない「国際的な流通グループ」

県内を中心に、神奈川や山梨・愛知などにも展開していたし、ナンなら国内よりも海外の店舗の方が大きく多かった感じだった

「三つ子の魂・・・」じゃないけど、ナンか慣れ親しんだ業種だったんですワ魚しっぽ魚からだ魚あたま

配属が鮮魚部門 ソレまで包丁なぞ握ったコトもなかったのだが、「習うより慣れよ」ってコトで半年もすればナンとか形になったりした

その後、会社が斜める前に運よく・・・(かなぁはてなマーク)HHされて別のトコへ移ったりした

合計で魚を扱って7年くらいが経っていた

今は全く関係ない職種についていてるが、腕と指に傷を作って覚えただけに、今でもりんごの皮は剥けないが鯵や鰯・鯖とか、50K位の鮪も捌けたりする

 

ふぅ~・・・後書きの方が長くなっちゃったけど、好きな本もつい「スーパーもの」とかだと、余計に魅かれる・興味を覚えるんですよねぇ~ニコニコ