セバスチャン・フィツェック 「座席ナンバー7Aの恐怖」(文春文庫)

 

アルゼンチンに住在している精神科医のマッツは、身重の娘が出産間近との知らせを受け、ブエノスアイレス→ベルリン行きの飛行機に搭乗した

その時、何者かから脅迫電話が掛かり、今乗っている飛行機を墜落させなければ誘拐した娘とソノ赤ん坊の命はない・と告げる

只でさえ重度の飛行機恐怖症のマッツは恐慌状態に陥るが、更にチーフパーサーが彼の元患者でトラウマを抱えており、そのコトがパニックに拍車を駆けるッドンッ

娘と赤ん坊の命かソレとも乗員乗客と自分自身を含めた600名もの命か!?

揺れるマッツに、機内では更に不可思議な出来事が連発するッ 果たして運命の飛行機の着陸先はッダウン

今や世界に打って出ようかというドイツ産のパニックサスペンス飛行機

 

 

あまりドイツ産のミステリとか噂や評判を聞かないが、当然のコトながらきっと国内では盛んなのだと思うし、個人的にはミステリに限らずドイツ人作家による書籍となると・・・ゲーテにまで遡ってしまうびっくり

解説によれば、国内は基より海外でも人気が出始めてるそうで、期待の作家の一人だそう

そんな作者は、既に幾作品かを書いているが、基本的には「ホラーサスペンス風味」の強いミステリがメインらしい

今作では上空1万mを飛ぶ旅客機の中が主な舞台で、当然の事ながら閉鎖された逃げられない『クローズドサークルタイム&ヴァーティカルリミットサスペンスミステリ』となっており(←ナンだその聞いたコトもないジャンルわッてへぺろ)、否が応でも緊迫感が増すし、主人公が先ず重度の飛行機恐怖症であるトコが既に仕掛けになっていて、脅迫者の訳の分からない無茶な・というか人道すら省みない悪魔的要求に従おうとする態度や行動に繋がって、ストーリーを盛り上げる

・・・でもさぁ~、どんなに娘が可愛かろうが、複雑な心情があろうが、ナンの関係もない600名以上の命を巻き添えにしようと考えるかなぁ~叫び

一瞬、そんな考えが脳裏に浮かぶ・とかならまだしも、真剣にそんな風に思うかなぁ~

と、読みながらそんなコチラの気持ちが消えずにEdを迎えた始末ガーン

でも充分な伏線やどんでん返しもあったし、ミステリ的な要素もしっかりあったので、ソレなりには満足した次第

・・・でも、次のもッとなると「二の足」を踏むコトになりそうな感じでありましたウインク

 

 

鳴海章 「ナイト・ダンサー」(講談社文庫)

M航空ジャンボジェット機の貨物室から、アルミ合金をも溶かす特殊細菌が溢れだしたッゲッソリ

機は何とか飛び続けてはいるが、飛行状態は困難に陥ってしまう

ソノ危険な菌を巡り、国際機関の陰謀が張り巡らされるコトに

その最中に、アメリカNavyの戦闘機が撃墜の為に離陸し、航空自衛隊のジェット機もスクランブル発進し、緊張感が漂う・・・

ソコに現れた謎のジェット機「ナイト・ダンサー」とは、一体何者なのかッはてなマーク

息詰まる白熱の空中戦が展開される、第37回乱歩賞作となった航空サスペンス

 

コノ回(H3)は真保裕一の「連鎖」とのW受賞となった時で、真保の方は早めに知ったので読んでいたのだが、鳴海の方はかなり後になってから読んだ

↑のは初版のだが、いつもの「BO」ではなく、隣のN市の古本屋で見つけて購入したモノ

多分’00前後だと思うが、コノ頃に「乱歩賞回帰ゾーン」に入っていて、ソノ流れで読んだ

新人賞と言う性格上、表現に粗さはあるものの充分に読ませるモノはあったものの、個人的にど~もしっくり来ずに、他の作品は読んでいない

旅客機を含めて、飛行機が舞台のサスペンスに慣れておらず、も1つ迫って来るモノがなく、緊迫感は伝わっては来るモノの・・・

と言う感じで終わってしまった

今なら違う感想も抱けるとは思うが・・・ナンとなく個人的な時期が悪かったのかなと言うのが正直なトコかな汗うさぎ

 

 

 

 

と、さてさてGWの最終日にHomeの「ダイラ」で大きな花火がッ花火

いわきFCとの一戦は、ナンとチーム最多得点記録となる「9-1」の圧勝劇爆弾

開始1分も経たない内に乾がGoal その後も手を(というか足)緩めず中山が追加点を決めて、遂にはハット

後半は更に加速してチアゴもハットを決めるというWハットという珍記録のおまけ付きウインク

順位は未だ7位だが、総得点と得失点差は1位となったグッ

来週の土曜には藤枝とのダービーがHomeであるが、コノ調子に乗って勢いを増して叩いて行こうッ波

さぁ~行くぞ・エスパ 突き進めよ・エスパアップ