堂場瞬一 「ボーダーズ2 夢の終幕」(集英社文庫)
人気バンドのFOTが、松本でのLive終わりに帰京する最中に八王子で消息を絶った![]()
ツアーバスごとメンバーの4人に+マネージャーと運転手と共に消えており、脅迫の類もないため、目的が掴めず事務所側も困惑し、警察に相談が持ち掛けられた
警視庁の特殊事件対策班(Special Case Unit)の面々は、直ぐに現場へ駆けつけるが、やはり行方が分からないままだった![]()
が、付近を捜索中にマネージャーの遺体が発見されたッ![]()
捜査の中心は捜査1課と地元署に引き継がれ、中途半端のままSCUは引き上げるが、直ぐに別の案件・代議士のJrへと脅迫状が届き、ソチラの捜査へ回されるが・・・
まるで無関係と思われた2つの事件は、奇妙な繋がりを見せ始める![]()
各々の個性が活かされたメンバーが躍動するシリーズの2
丁度、ほぼ1年前に始まり・Upした新しいシリーズの2作目で、1と同じく年末に刊行されたのだが、ココの所、ペースが「押せ押せ」になっている為に年越しとなってしまっている
警察小説の担い手の1人である堂場が、集英社で続けていた↓のシリーズが終わり、新たに始まった『チームもの』で、1はある種の「顔みせ」であったので、ココからが本格的な始まりと捉えてE~と思う
今作のメインは、班内の最若手(といっても30歳)の最上で、車とバイクが好きで、工業高校出身らしくメカやPCにも強みを見せるというキャラで、交通捜査課からの配属と言う設定
また高校時代にはバンドでギターを演っており、些かの未練も抱えているという点が、若手らしさの象徴として描かれているが、今回はソノ夢を叶えた選ばれし者達が巻き込まれた事件というコトで熱も入っているし、そ~した情熱がチームを動かし解決への道を辿り始めるある意味「普通の」人である点が、読み手側の共感を呼んでいる![]()
まず「年1(しかも刊行は年末)」と言うペースは変わらないと思われるので、3では誰がメインで進んでいくのか楽しみにしていたい![]()
「共犯捜査」(集英社文庫)
福岡で資産家の幼い娘が誘拐される事件が発生したッ![]()
県警捜査1課の巡査部長・皆川は、身代金を奪った犯人を追跡し追い詰めるが、溺死させてしまった![]()
被害者への手掛かりを失い焦る捜査陣に共犯の存在が浮上し、そして次なる誘拐事件がッ
皆川は責任を背負い、複雑に絡まる一連の事件に翻弄されながらも、憎き犯人を追い詰める足を止めない![]()
己の命をも賭けて犯罪と対峙する皆川の前に現れた驚愕の真相とはッ![]()
特命検証捜査チームの各メンバーの地元での事件を描くシリーズ3
あるキャリアの命令により、各県警から寄せ集められた刑事達も、特命事項が終了した為に地元へ戻ったのだが、2~はソノ戻った刑事達のその後の姿・活躍を描いているのがコノ『捜査』シリーズ
今回は福岡県警の皆川が主人公で、彼は箱根駅伝をも走ったランナーで、体力には絶対の自信があり、今もランニングなどで鍛えているアスリート系な男だが、県警捜査1課という「強面」な面は、今も得られていない
だがひた向きに事件に捜査に挑む姿勢は非常に好感が持てるし、つい応援したくなるキャラ
また現在は巡査部長というコトで、今後は昇進という現実的な世界も待っており、事件だけではなく勉強もしなくてはならない・というトコがリアリティを増している
またかつての「検証チーム」で一緒だった永井・神谷・島村などが『カメオ出演』してるのもポイントで、シリーズを読み続けてるコチラ側は思わず
してしまう
個人的にコレだけ堂場をUpしているが、ど~にも彼の文章のリズムがナンとも心地よいんですワ![]()
スルサクっと読み進められるし、特に後半・最後のクライマックスへ至るまでのテンポ・スピード感が
こ~して又しても『’23 D-』をUpしたが・・・はてさて今年は数字がドコまで行くのやら
1年経ってみないコトにゃ~ネ![]()
*ふぅ~・・・チョッと時間があったんで久しぶりにこんな時間帯にUpしたよ![]()

