大倉崇裕 「死神さん」・「死神さん 嫌われる刑事」(幻冬舎文庫)

 

無罪判決が出た事件の再捜査を専門にする刑事がいると囁かれており、捜査のミスを改めて穿り返すだけに、相棒として指名された刑事の未来が閉ざされる・という点から「死神」と呼ばれるらしいドクロ

しかし逃げおせた真犯人が存在しているコトに違いはなく、「逃げ得は許さない」をモットーに、以前にソノ事件の捜査に係わった人物を指名し、じっくりとゆっくりと、そして執念深く真実と犯人を追及していく

冤罪・強殺・轢き逃げに痴漢と、様々な事件を警部補の儀藤堅忍は、表も裏も使い追いかけていくグラサン

キャラもだが根本の推理も見事なキレ味を味わえる連作短編のシリーズを一緒にッ!!

 

 

最初に2の方から購入してしまい、チョッと置いといたのだが、次月に仕入れに行ったら棚に1の方があったんで、直ぐに購入して、ど~せなら・ってんでまとめて読了してUpするコトにした

帯がドラマ化の宣伝モノだったが、当然の如く直ぐに捨てちゃった

まぁ~観ないんでネ 主役のコはE~んだけど相棒が・・・ねぇショボーン

連作短編で、無罪判決により事件そのものが警察にとっては大きな★になってしまい、結果として真犯人を取り逃がし今も世間に存在しているコトになっている

ソレを許さないとばかりに、見栄えはとっても冴えない普通のオヤジ警部補が、バディを当時の関係者から選び、再捜査を行うという図式

短編なだけにテンポよくストーリーが展開するし、トリックなり意外な犯人なりとミステリとしてもしっかりと出来ている点が好印象ラブラブ

*まぁ~そ~でなきゃお話しになんないんですけどネニヤリ

主人公の儀藤のキャラもまた面白く、一筋も二筋も裏筋もある人物で、シリーズが続けば彼の秘められた過去なんかも掘り下げればドラマが出来そうだし、各話で異なるバディが出てくるが、その人達の今と過去とコレからも描かれていて、コレもまた興味をそそられる

共に300Pチョッとの作品だが、会話劇が多くなっているのでVol的にはソレ程でもなく、アッサリと楽しく読み終えられた音譜

 

 

「やさしい死神」(創元推理文庫)

落語専門誌「季刊落語」に配属された間宮緑も、当初は仕事に・そしてひねくれ者だが仕事と推理力はピカイチの編集長・牧に振り回されっぱなしだった

が・・・次第に仕事にも牧にも慣れ始め、今では掛け合いにも応じられる程に

そんな編集部には、校了日を狙ったとしか思えない相談事が持ち込まれる

いつもはそんな難問をヒョいっと片づけてくれる編集長が捕まらず、必然と緑が担当するコトになるが、原稿は間に合わないし残業は増えるし休出もしなければ間に合わないッアセアセ

落語(界)を舞台にした連作ミステリのシリーズの3は、名探偵・緑の出番だよッダッシュ

 

関連で同じ大倉のだが、書いた様にシリーズの3作目で、過去の2つは今までUpしておらず、唐突にコレを選んだ

のも、まぁ~タイトルに同じ単語が付くんで・ってだけのコトてへぺろ

でも過去のを読んでないと全く付いていけないってコトもないし、そもそもそんなシリアスモードなミステリでもないし、舞台が落語ナンで、ソコんトコは宜しく御覧じろってな感じです

他のトコでもやはり落語がメインのシリーズも書いていて、大倉自体が「面白いモノ好き」なのの表れなんでしょうな

やっぱ関西人(京都)ってトコも影響があるのかしらん

彼の他の作品・シリーズにしてもシリアスってよりも、ドコかしらユーモア・ユーモラスな空気や雰囲気が漂っていてるが、ソレでいてミステリの肝心な部分はしっかりしているので、現在も人気を得ていてるのだと思う

今回は簡単な理由で3からにしたが、いつか1&2の方もUp出来れば・と思うし、ナニより落語はシロートながら一生懸命に世界を学ぼうとする緑と、ベテランで知識も人脈も豊富な牧のコンビが面白く楽しいのでUpしたいし、ナンなら現在はコレで終わっちゃってるけど続きも読みたいと思っている乙女のトキメキ

作者の大倉もココを読んでたら(爆  笑)再考してくりょ!!

 

 

 

その肝心のドラマの方も貼っときますか

原作とは全くイメージが違うけどネ

ソレと一緒に写ってる『女優さん』もネ・・・グラサンハート

ナンか昨日から始まってるみたいですネウインク