伊兼源太郎 「巨悪」(講談社文庫)
「日本最強の捜査機関」と称される東京地検特捜部に配属された検事の中澤源吾と、同じ特捜部の事務官の城島毅は、高校時代の同級生で共に野球部でAの座を争った仲だった
しかし、中澤の妹で城島と付き合っていた友美が暴漢に襲われ殺された事件があり、ソレは18年経った今でも二人に暗い影を落としていた
中澤は大手運送会社の大規模脱税の調査を進めていたが証拠が固められず追い詰められていた
しかし城島が見つけた僅かな手がかりを基に調査を進めると、背後には巨悪が眠っていた![]()
真相を追う二人に迫る悪意の手に負けず正義を貫けるのか![]()
巨大な組織に埋もれず信念に従い闘うモノたちの熱き社会派ミステリ![]()
作者の伊兼との出会いは、去年のコトでココでもUpしたが1発で気に入り、次月に刊行されたのも追いかけた![]()
そしてこ~して新しいのも追いかけたが、今回も力作で面白かった![]()
少し展開が読めたり、ご都合主義的な部分も感じない訳でもなかったが、主人公の二人の熱い絆と信念がぶつかりながらも突き進むのに心を打たれた![]()
特に、巨悪が悪知恵を凝らし、己らの私腹を肥やすコトに盲目的に邁進し、安易に悪に奔る姿に憤りを感じたし、しかも背後には東日本大震災に絡む暗躍もあるとなっては、市井の我々の感情を逆なでするし、そ~読ませる作者の力量を改めて感じた![]()
地検特捜部に脱税や政治資金規正法が絡む内容だけに法律論がヤヤコシかったりするが、ソコは伊兼の持ち味なので、コチラが付いていくしかないだろう
今後も刊行されるので、ソチラも楽しみだ![]()
共同通信社社会部 「東京地検特捜部」(講談社+@文庫)
「巨悪は眠らせない!」を合言葉に、日本を牛耳る「政官財」の黒い癒着を暴くべく奮闘する日本最強の捜査機関・東京地検特捜部の栄光と苦難の歴史に迫るドキュメント
戦後~蠢く悪党たちを捕まえる為に法律を駆使し、正義の刃を振るう者たちの熱き想いをまとめた1冊
「ロッキード事件」による田中角栄の逮捕や「リクルート事件」や「佐川急便事件」などの華々しい活躍もあれば、様々な浮上しては疑惑どまりで逃がしてしまった大物政治家
そういった過去の事件から、組織としてのダイナミズムや意義なども書かれていて、事件モノ&ノンフィクションが好きな者には堪らない![]()
が、ココ最近は大阪地検の調書改ざん事件や東京地検の失態などにより、名声が地に堕ちた感もあり解体論まで囁かれているのは淋しい限り![]()
さてさて・・・昨日はHomeでのサガン戦が
結果は0-0のドロー
クリーンシートは嬉しいが、防戦一方でGKの権田のスーパーセーブが幾つもなければ惨敗もあった
まぁ~Homeでコレは淋しい哀しい限りだが、今はまだチームは再建中
一刻も早く以前のダイナミズムを取り戻してほしい![]()
次はAwayで水曜にサンフレ戦
またも強敵だが、乗り切って「勝ち点3」をGetしてくれ![]()

