横関大 「炎上チャンピオン」(講談社文庫)

 

プロレス界のカリスマ・ファイアー武蔵が「自粛宣言」をしてから10年が経ち、世間から完全に忘れられ圧倒的なヒールの存在となってしまったプロレスダウン

原因はファイアーの永遠のライバル・流小次郎が起こしたコンビニ立て籠り事件が契機だった

そんな中、糊口を凌ぐ元レスラー達が襲われ重傷を負うという事件が起き始めていた

コレは主犯の流の出所と関係があるのか!?

世間の逆風に抗い、プロレスを愛する者たちの懸命の願いを基に再び風が吹き始めようとしていたDASH!

プロレスを舞台に描く、ミステリエンタメのゴングが今、鳴ろうとしているドンッ

 

 

一時期の・と言っても戦後~昭和の終わり頃まではお茶の間のテレビで流れ、手に汗を握らせ興奮させていたプロレスも、平成になってからはレヴェルは異常な位置の高見にまで達するが、以降は徐々に尻すぼみに・・・ショボーン

今でもある種のカルト的な人気はあるが、一般受けしているとは言い難いこの「King Of Sports」にスポットライトを当てたエンタメで、ミステリ要素も充分にあり、ギミックやアングルも仕掛けられており、堪能できるBookとなっている爆弾

前にも書いたけど、横関はシゾーカの人なので自然と応援してしまうし、ソレが今回は自分も大好きなプロレスが舞台となれば、当然熱も入ろうってモノメラメラ

 

 

不知火京介 「マッチメイク」(講談社文庫)

団体のAでカリスマレスラーのダリウス佐々木が対戦直後に急死してしまった

額の傷からは蛇の猛毒が検出され殺人事件と認定された

大観衆が見つめる中での大胆な犯行に一同は驚愕するガーン

新人レスラーの山田は、同じルーキーの本庄と共に真相に迫ろうとするが、その最中に第二の惨劇がッ

プロレスに夢を抱き青春の・いや人生の全てを懸けて青年が辿り着いた謎の果てにあるモノとは

第49回乱歩賞を獲った話題&期待の新星が堂々のデビュービックリマーク

 

コノ第49回(’03)は赤井三尋の「翳りゆく夏」とのW受賞となった

・・・が、残念ながら両者とも以後の活躍が見られず、消えてしまったガーン

*というか、私が読んでないだけかもびっくり

だけど、少なくとも話題にはなってないし、今も名前を聞く機会は殆どないのがRealグラサン

などにより、コノ頃より「乱歩賞のレヴェルの低下」が話題となり始め、実際「受賞作なし」の年もあった

受賞作はすぐさま単行本化され、講談社によってコレまた直ぐに文庫化されるのが通例となっていて、私も期待の新人を発掘するために必ず買って読んでいる

・・・が、満足するノが少なくなってきているのも事実

コレだけミステリが出まくっていると、新しいのを一から創り上げるのは大変だろうが、未来を目指す作家の卵たちの奮闘に期待したいアップ

 

今回は「プロレス」&共に「乱歩賞作家」という括りでUp!!

*横関は不知火の7年後の’10に「再開」で受賞

コチラは映像化もされ大いに話題になり、その後の活躍も見事で、ある意味乱歩賞作家の描きたい未来を進んでいると言えるキラキラ

コレはナニも「シゾーカ」だからッっていうバイアスが掛かってる訳だけじゃないウインク

 

 

んで副題で書いた様に、小6だったS54年頃からTVでプロレスを観だした

世は「新日」の方がブームだったが、ウチらの地方では「全日」の方が優勢だった

モチロン、私もソレに乗って基本全日派で馬場のファンだったチョキ

ビデオソフトや録画したのもソレなりに持ってるし、書籍もソレなりに所持してる

そして何より今は「You Tube」などで昔のカードがUpされてるし、詳しい方々による興味深い考察動画がUpされてりしてて、とても楽しませてもらっているウインク

*特に「ザ・コブリ」さんの動画はとても拍手