森功 「高倉健 隠し続けた七つの顔と「謎の養女」」(講談社文庫)
’14に亡くなった「最期の銀幕のスター」高倉健の、貫き通した生き様と生き方を丹念な取材で描き、徹底的に隠し続けた私生活などを記した作品
本物の極道達との付き合いから、「チーム高倉」のメンバーや共演女優たちとのエピソード
そして、終生愛し続けた江利チエミとの出会いと別れ・・・
そして死後に突如現れた「謎の養女」の奇妙な言動と行動は、守り続けられた私生活を垣間見せ、闇を深くしていった
『男の中の漢』の姿を追った迫真のドキュメント![]()
CMやスクリーンの中で演じてきたように、「不器用だが実直で、義理人情に厚く、驚異的な克己心で以って『高倉健』を演じてきた小田剛一」の生まれから学生時代・そしてふとした切っ掛けから足を踏み入れた映画の世界から、親戚や身の回りの世話をした人物にインタビューを重ね、徹底的に隠されたきた『健さん』の姿が描かれており、特別なファンでなくとも興味をそそられる![]()
*なので・・・実際に持っているDVDは↓の2枚だけ![]()
と、読んでたらまた無性に観たくなり「幸せの黄色いハンカチ」を先日観なおした
やっぱり「健さん」は()E~ネ
賠償さんの儚げな美しさも最高だし・・・
個人的には健さんが賠償さんを慕うあまり、思わずストーカーして、追い縋るようにバスを追いかけるシーンが堪りませんわ![]()
CSで録画したり観たりしたのはもっとあるけど・・・
「新幹線大爆破」・「君よ憤怒の河を渡れ」・「昭和残侠伝」・「山口組三代目」・「神戸国際ギャング団」・「夜叉」
などはソノクチ![]()
松田美智子 「サムライ 評伝 三船敏郎」
「世界のクロサワ」と共に、数多くの迫力ある演技で
初の国際映画スターとなった三船敏郎![]()
ソノ戦時下の混乱期~俳優となり伝説的な存在となったが・・・
一方で酒乱による素行不良や独立し設立した三船プロの内紛・不倫や離婚問題などで揺れた私生活スキャンダルなどなど・・・
そして世界に冠たる「クロサワーミフネ」コンビの関係などを、精力的な取材で丁寧に描いた評伝
健さんの前のスターと言えば「世界のミフネ」を置いて他にいないだろう![]()
渾身の殺陣や、全身から漂う色気と躍動感は沈んだ戦後に一筋の光明となり、皆ナが熱中したという
そうした時代から、映画が斜陽になった後もスクリーンでは圧倒的な存在感を示した三船の全てが描かれており、世代ではなく格別な映画ファンでもない私も惹き込まれた![]()
*因みに・・・作者の松田美智子は、コレも「私等の世代のヒーローの1人」・松田優作の前の妻だったヒト(美由紀とは「探偵物語」の第1話で出会ってからの不倫の末のスッタモンダがあった後に
)
離婚後はコノようにルポモノをメインに書くライターへと転身おり、興味深い作品が幾つかあるし、実際に何冊かは持って読んでいる
当初は「松田」の名前を借りるのは「潔くない」との想いもあり葛藤していたようだが、編集者から
「名前があるなら使え!徒手空拳のライターからしたらソレでも恵まれてるんだぞ」
とのサジェスチョンがあり、以降名乗っているという


