楡周平 「デッド・オア・アライブ」(光文社文庫)

 

業績不振により禁断の粉飾決算に手を染め、挙句に好調事業所を売り飛ばし末期的な危機に陥った総合電機メーカーの「コクデン」

好調だった軽自動車市場の伸び悩みに将来の展望が描けない、国内販売&軽自動車メーカーの「イナズミ」

次世代を水素自動車に定めたが故に、ナカナカ進まない開発とインフラ設備に悩む世界最大級の自動車メーカー「タカバ」

それぞれの企業が己達の未来を賭して挑むEV市場はどうなるのか!?

会社と自分自身への展望を熱く描くビジネスロマン!!

 

 

楡はココでUpするのは2作目となるが、ドチラもココ最近彼のメインジャンルとなっているビジネスもので、舞台は近未来、中心となるであろうEV=電気自動車の世界

コレまで世界を・そして日本を支えてきた自動車メーカー及び関連事業の大幅な方針転換を示唆しており、ソレ所か、もしかしたら根底からの転換を迫られるかもしれず、ある意味恐ろしい未来が描かれている

 

 

「ゼラフィム Co₂ゼロ車を開発せよ」(朝日文庫)

日本自動車工業の社長・牧瀬は、地球規模での環境問題を鑑み、アマゾン産のサトウキビによる独創的なハイブリット車の開発を目論むが・・・

世界中で進む排ガス規制を前に、Co2ゼロに挑む夢のエコカーは誕生できるのか!?

最新のビジネス情報(’13当時)を含んだ意欲作

 

上に書いた様に’13&’20のグローバルな車社会とメーカー・及びソコに絡む全ての事業について描かれたビジネスロマンもので、当然のコトながら時代を経るごとに様相は変わっていくのが興味深い

個人的には車には殆ど感心がないし興味も薄いので、ある意味「他人事」の様にエンタメ作品として楽しんている

*まぁ~実際乗ってるのは「中古の軽」だしネニヤリ

コレは3年前にコレに乗り換えた時に、ツレのMと御前崎にドライブに出かけた時のカメラ

前のBlogにUpしたのをサイド・・・

御前崎は以前、2年程住んでいたコトがあり、地元の富士山からだと時間的にも丁度E~んでチョクX2出かけてるウインク

 

 

 

作者の楡は、外資系に勤務しながら「Cの福音」で衝撃的なデビューを飾ったメラメラ

当初は6部作となった↑のシリーズの様なハードボイルドなアクションものがメインだったが、作家専業となってからは、元の職場の経験・体験を活かしたビジネスものがメインとなってきた

本来、ハードな「アク・サス」ものが好みの身としては少し残念・・・ショボーン

でもソチラも面白いんでずっと読んでるんだけどネウインク