【最強タッグ第8戦TOPIC(その2)】ゴシ☆ロリの復讐劇!その影で募るおかっぱの苦悩
最強タッグ第八戦、第三試合前。
ゴシ☆ロリのサキは燃えていた。
ライバルのClub Jを潰す為にコミッションに掛け合ってダイレクトアタック戦を了承させた第二試合だったが
Club Jに返り討ち。
それだけでも屈辱なのに、Club Jは『お前達なんて眼中にない』と言わんばかりに、ゴシ☆ロリからではなく、その時点で首位のおかっぱからポイントを奪うという二重の屈辱。
さらにそれらすべての行動をなんの相談もしなかった事にパートナーのあがぺるが激怒。厳しくお灸をすえられた上『二度と勝手な真似はしない』と約束させられてしまったのだ。
(激怒したあがぺる)
そして始まった第三試合。
『本日参加しているオフィシャルタッグの中で、ハイスクールジュリアナだけダイレクトアタック戦がないのは不公平ではないか』というコミッションの裁定により、ダイレクトアタック戦で行われる事が急遽決定したこの試合。
結果は・・・
ゴシ☆ロリの勝利
憎しみや怨念をエネルギーに変えて戦うサキにとって、恥辱にまみれた直後はまさしくベストコンディション。パートナーのあがぺるですら近より難いパワーで圧倒した。
勝利が決まった舞台上、
『ふっ!我が手にかかればこんなものよ』
『誰からポイントとるか迷っちゃうね♡サキちゃん』
ゴシ☆ロリらしいパフォーマンスで勝ち誇るサキとあがぺる。
しかし、あがぺるの頭の中は冷静であった。
《パフォーマンスとして迷うフリはしているものの、ここは現在首位のおかっぱからポイントを奪うのが妥当。確かに同率首位のClub Jも気にはなるが、直接戦った相手からポイントを奪った方が観ているお客さんも納得が行くはず…よし!》
と、あがぺるの考えがまとまるのを待っていたかの様に、サキの指先がおかっぱの二人を指した。
《サキったら!また勝手な事を!》
一瞬驚いたものの、自分と同じ考えだった事に胸を撫で下ろし、サキと同じくおかっぱの二人を指差したその時
『お前たち、命拾いしたな』
そう言い放つと踵を返すサキ。
『え?』
『我々ゴシ☆ロリは、奴らから2ポイントを奪う!』
『さ、サキ!』
『さあ出てこい、薄汚い愚民どもよ!』
サキが指した下手袖にいたのはもちろん
Club J
『やってくれるじゃないサキちゃん』
『どう?これでもまだ私を無視出来る?』
『やれやれ、おいたがすぎるな、この子猫ちゃんは』
『だったらお仕置きでもしてみな胸毛野郎。出来るもんならね』
『・・・サキ』
かくしてダイレクトアタック戦を利用し、戦わずしてClub Jに一矢報いる事に成功したゴシ☆ロリ。
しかし、これによりClub Jが本格的にゴシ☆ロリに牙を剥いて来るのは確実となった上、サキはあがぺるですら静止出来ない程の暴走モードに入った模様。
はたしてこの復讐劇が吉と出るのか?凶と出るのか?
・・・と、大いに盛り上がりを見せた第八戦のベジタリアンvsClub Jvsゴシ☆ロリの三つ巴抗争だが
その影で、現在首位でありながら、その存在価値がほぼゼロに等しい存在になってしまっているタッグがいた。
もちろん、おかっぱである。
二宮がカッパキャラになってから連敗街道をひた走り、
今日もいい所なく二連敗。
気付けば六連敗という泥沼にはまっていた。
試合後の会場前、帰途につく二宮。
力ない背中。口から漏れるのはため息ばかり。
そこに
『もういいでしょう』
声の主は相方のワサダ。
『ワサダくん・・・』
『もう気が済んだでしょう』
『なにがだい?』
『カッパに決まってるでしょうに』
『ワサダくん、悪いけどこれは気が済む済まないの問題じゃないんだ』
『どういう事っすか?』
『僕は…カッパをやるしかないんだ』
『ニノさん・・・』
『やるしかないんだ…やるしか…』
『ニノさん!』
滾る思いのままにワサダの手が二宮の襟首を掴む。
『あんた本当にどうしちまったんだよ?』
『・・・』
『あんたがカッパをやめてさえしてくれれば俺たちは勝てるんだよ!』
『・・・』
『現にホワイティーの時は簡単に勝てたでしょうに!』
『・・・』
『ニノさん!』
『ワサダくん・・・僕はもう戻れないんだ…』
『ニノさん・・・どうして…』
『・・・ごめん』
『くそっ!』
突如二宮の鞄に手を突っ込ワサダ。
出て来たのは緑色をした諸悪の根源。
『全部コイツのせいだ、こんなものがあるからニノさんが…』
『ワ、ワサダくん何を…』
『コイツさえ無くなればーーーっっっ!!!!』
『な!何を!』
『コイツのせいで!コイツのせいで!』
『駄目だよ!ワサダくん!駄目だって!』
『こんなもの、無くなってしまえばいいんだーーーっっっ!』
『離せーーーーっっっっ!』
それは初めて見る光景であった。
ジャムコントいちの温厚派であり、怒っている姿はおろか、不機嫌な態度すら滅多に人には見せた事のない二宮の拳が
ワサダの顔を捉えた。
『ぐはっ!!!』
『・・・ご、ごめんワサダくん』
『ニノさん・・・』
『でも、でも、これだけは駄目なんだ』
『なんでだよ・・・なんでそこまで』
『僕は・・・僕は・・・このカッパを着なくちゃいけないんだーーーっっっっ!!!』
『ニノさん!』
悲痛な残響をこだまさせながら、
雑踏の中に
消えてゆく二宮。
『なんで、なんでそこまでカッパに・・・』
『ニノさん・・・俺、まだあんたを信じていいんっすよね?』
出口の見えないトンネルに思い悩むワサダ。
はたしておかっぱの復活はあるのか?
そして二宮がここまでカッパにこだわる理由とは?
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