【最強タッグ第5戦TOPIC(その1)】猫村暴走!怨敵ホワイティーへの無慈悲な秘策とは? | JAM CONTE

【最強タッグ第5戦TOPIC(その1)】猫村暴走!怨敵ホワイティーへの無慈悲な秘策とは?

 

最強タッグ前半戦の山場、第五戦の朝。

 

 

ゴシ☆ロリ

 

 

猫村サキと

 

 

あがぺる。

 

 

『猫村。今日で決めるよ』

 

 

『もちろんそのつもりです』

 

一見平静を装ってはいるが、両者ともその瞳の中にはありありと闘志の炎が読み取れる。

 

二人が今日の戦いに闘志を燃やすのには、ふたつの理由があった。

 

ひとつは第二戦終了時に掲げた公約。

 

 

《11月中(第八戦)に8ポイント獲らないとゴシ☆ロリは解散》

 

この公約の達成。

 

といっても第五戦を控えたこの時点でゴシ☆ロリは6POINT。単純に考えてあと四戦で1勝すれば良いのだから、公約達成はほぼ間違いない状況である。

 

二人の闘志の主な源はもうひとつの理由。

 

 

ホワイティーブルースにあった。

 

この時点で首位のゴシ☆ロリであるが、二位のホワイティーブルースとの差はわずかに1POINT。

 

しかも唯一の直接対決(第二戦)では

 

 

惜敗していた。

 

本日のマッチメイクは参加プレイヤーの都合上、ホワイティーブルースとの二連戦はほぼ確定状態。

 

つまり、今日のホワイティーブルースとの戦いは首位決戦であると同時に、今後必ず優勝を争うであろうライバルを早々に潰す絶好のチャンスなのだ。

 

 

《二人でオフィシャルを目指すと決めてから、何度もミーティングと稽古を繰り返して創り上げたゴシ☆ロリというタッグチーム》

 

 

《そのひとつ答えを今日の戦いで出す!そして胸を張ってオフィシャルタッグになる!》

 

 

しかし。

 

そんな二人の想いは無惨にも無知砕かれる事となる。

 

 

迎えた本日の公式戦第一試合

 

 

ホワイティーブルース勝利。

 

続いて第二試合

 

 

ホワイティーブルース勝利。

 

ゴシ☆ロリ、ホワイティーブルースにまさかの二連敗で首位陥落。首位はホワイティーブルースに。

 

 

ただ、両試合ともMVPをなんとかあがぺるが獲得し、ゴシ☆ロリは8POINTに到達。自らの公約を達成する事には成功したのだが・・・

 

その結果がゴシ☆ロリの屈辱感をさらに大きいものにしていた。

 

そして、そんなゴシ☆ロリをホワイティーブルースが逃す訳がなかった。

 

第二試合終了後の舞台上、笑顔なき公約達成のゴシ☆ロリに詰め寄るホワイティーブルースの二人。

 

 

『いやあ、今日はなんか勝たせてもらってばっかりで悪いっすねえ』

『いやいやワサダくん、ゴシ☆ロリのお二人もおめでたい事があったんだから、ちゃんとお祝いしてあげないと』

『あ~そうだったっすねニノさん。なんだっけ?8ポイント獲ったらオフィシャルだっけ?』

『そうそう。今日MVPでコツコツ2ポイント貯めて、見事達成したんだよね』

『どうっすか?二連敗して公約達成したご気分は?』

『・・・』

 

サキの目に明らかな殺意が宿る。

 

 

『いやいや、僕たち本当に喜んでるんだよ』

『そうっすよ。確実に勝てるカモがオフィシャルになってくれたんだから…』

 

 

ワサダの言葉とほぼ同時に二宮の胸ぐらを掴むサキ。

 

『いまなんて言った?』

『い、いや、今のはワサダくんが…』

『いまなんて言ったって聞いてんだよこのクソ変態』

『さ、サキ、落ち着いて…』

 

 

『ぼ、僕は本当に二人におめでとうって…』

『テメエいい気になってんじゃんじゃねえぞ!』

『サキ!ダメっ!』

 

 

あがぺるの静止の声が終わるのを待たずに、二宮に清原和博ばりのジャンピングニーを放つサキ。

 

(イメージ図)

 

そこから舞台上は阿鼻叫喚の大乱闘。偶然客席にいたレッドシューズ・ドゥーガンさんがその場を納めてくなければ、刑事事件に発展してもおかしくない騒ぎとなった。

 

 

そして公演終了後のバックヤード。

 

 

落ち込むゴシ☆ロリの姿が。

 

 

『…ごめんなさい』

『これが最後よ』

『・・・』

『今回は厳重注意だけで済んだけど、次に問題を起こしたら確実に私たちは解散よ』

『・・・』

『それどころかジャムコント出禁になってもおかしくない』

『・・・』

『反省してる?』

『…私、勝ちたいんです』

『分かってる。だからこそこんな方法じゃなく…』

『だったらどんな方法があるんですか?』

 

 

『・・・え?』

『私、勝つためなら何でもやります。あがぺるさんだってそうでしょ?』

『…サキ』

 

 

あがぺるの背筋に冷たいものが走った。

 

サキをパートナーに選んだのは、最初は良心の呵責もあったが、それ以上に私と同じ勝利への執念が頼もしく思えたからだ。

 

 

《しかし、その執念の質と量を私は見誤っていたのかもしれない》

 

 

《サキの勝利へ執念は私以上、いや、遥かに凌駕している。そして、それはもはや執念と呼べるものではない。怨念、怨讐と呼ばれる類いのものではないのか?》

 

 

《そしてこのままでは、私もサキの黒い怨讐に取込まれてしまうのではないか?》

 

 

『どうしたの?あがぺるさん』

『え?い、いいえ、なんでもないわ』

 

《いや、いくらなんでも考え過ぎだ。サキは私と同じ、ただ勝ちたい欲が人一倍強いだけの普通の女の子だ。きっとそう。きっと…》

 

 

『と、とにかく目下の敵はあの変態コンビね。なんとか対策を考えないと…』

『それだったら、私にいい考えがあるんです』

『もう暴力はダメよ』

『わかってます。私もあがぺるさんを見習って、武器を使ってみようかなって』

『武器?』

 

 

『・・・』

 

 

『・・・』

 

 

『・・・』

 

 

『・・・!』

 

 

『!!!!』

 

 

『…ね?これなら問題ないでしょ?』

『で、でもそれはあまりにも非道い…』

『そうかな?でも舞台の上で私たちに恥をかかせた報いは受けてもらわないと』

『あの二人…再起不能になっちゃうかもしれないわよ』

『負ける方が悪いのよ』

 

 

『・・・』

 

 

『敗北者を心配してくれる人なんて誰もいない』

『・・・』

『負けた奴らなんてどうなってもいいのよ。世の中は』

 

 

《違う。やっぱり、あの子は・・・》

 

 

 

一方その頃、

 

 

一人の新人プレイヤーが最強タッグの厳しい洗礼により、窮地に追い込まれていた。

 

 

TOPIC.2につづく

 

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