いっぱいの贅沢を

4年前に別の病棟でお世話になったベテラン看護師さんが、本日の担当でした。
仕事がテキパキと早く、何でもよく分かってくださる。
さすがです。
そこで、なんとかお願いをして、検尿カップにお湯をもらいました。
カバンに入っていたスティックタイプのネスカフェを小分けにして、今日も薄いゴールドブレンドを作ります。
ベッド脇で隠れながら、こっそりと少しずつ飲んでいく、ちょっとした幸せ。
ぬるいサバイバル。
少しだけ、違いが分かった気がする男。

窓の下の工場現場は、日曜日のため休工の様子。
静かな環境を利用して、一気に400ページの本を読破しました。
この作品には深く感動して、共感しました。
400ページに詰め込まれた情熱。
僕のロックンロールバイブルに追加です。
何事でも、「気持ちと心意気を持って取り組む」と言う姿は、とてもすがすがしいです。
僕もそんな風になれたらいいな。
と、夢見る日曜日。