病院食の量に、ようやく身体がなじんで来た気がします。
それでもまだ、イマイチ、体力が維持出来ていないのは、僕の燃費の悪さの証拠でしょう。
この程度のパフォーマンスでは、
「ジャニスジョプリンに欲しがってもらえないベンツ」
と言うところでしょうか。
かなしいね。

今日も一日中、院内の工場現場から病棟まで、地響きが鳴り響きます。
僕はベッドの上で「西新宿の親父の唄」を歌いました。
アカペラで。
きっと僕の声は、隣のナースステーションに漏れ聞こえていた事でしょうが。
聞こえないフリをしてくださった、やさしい病院スタッフの皆さん。
みなさんのお気遣いを大切に。
明日からは、おとなしく過ごします。