兄が脚本・演出・主演を手掛けた舞台を観に、調布へ向かいました。
ジャズバー「Ginz」というこの店は、駅からちょっと離れて、線路際にひっそりとありました。
前日はギタリストの布川俊樹さんが出演されていたようで、オシャレ極まる隠れ名店でした。

兄の舞台と言うことで、親戚的な目線で観てしまうだろうと思っていましたが、その「本気のステージ」を観るにつれ、自分の兄という事を忘れ、惹きこまれていきました。
終わって、振り返ってみると、兄の今までの人生が凝縮されたような舞台だった。と、思えてきました。
もちろん、まだまだこれからだけれども。
こうして、何かを表現していくという事。
何かに没頭するという事。
この日を迎えるのにいろんな苦労があったでしょう。
やめるのはいつだって出来るけれど、続けることはなかなか難しいでしょう。
だからこそ、そのエネルギーや情熱は、いつまでも持っていてほしい。
と、思うのでした。
おつかれさまでした。