上の画像は、第二次世界大戦における「ダンケルクの戦い」の様子である。
ヨーロッパ戦線では、イギリスを始めとする連合国軍はナチスドイツに押されてフランスのダンケルクの海岸線にまで後退させられた。
ここで袋のネズミとなった連合国軍兵士30万人を叩いておれば、戦争は決着がつくはずだったのでした。
そうしておけば、ドイツも日本も「戦勝国」になれたのです。
ところが、ヒトラーはみすみすと敵国を逃してしまうのであります。
これについては、戦後も「謎」とされてきましたが、原爆投下までのタイムスケジュールの関係で戦争を長期化させたいとの意向があったと考えられるのです。
また、「ベルリンの市街戦」においては、一週間位で終結したのでした。
しかしながらも、現在の「キエフ攻略」においては、一ヶ月経ってもそれを成し遂げる事が出来ないのであります。
普通に考えても「おかしい?」と、思うのです。
ウクライナの首都キエフは、地図で見ても分かるとおりロシアの同盟国であるベラルーシから比較的近い位置に存在しています。
前評判で振り返って思い出してみても、「一日や二日で陥落する」とまで言われていたのです。
ところが、ロシア側の戦況は苦戦し、ロシア軍幹部が「今後はウクライナ東部のドンバス地方に集中させる」との声明を出しております。
これは、冒頭に解説した「ダンケルクの戦い」と一緒で戦況を長期化させ、最終的には「世界大戦」へと移行させたいのであります。
ということで、次の動画をご覧下さい。
テレビでは、西側諸国の目線でしか「ニュース」は報道されず。