女優の竹内結子さんが亡くなり、訃報が報じられる。
ネットニュースの末尾には、「日本いのちの電話」の電話番号が記載され自殺の防止を促しております。
歴史を振り返れば1774年に発刊されたゲーテ著の『若きウェルテルの悩み』では、主人公が自殺してしまうのであります。
その影響で、読者が主人公と同じような方法で自殺してしまうという社会現象が起こったのでした。
こうしたことから、マスメディアの影響を受けて連鎖自殺が起こることを「ウェルテル効果」と名付けられているのです。
そして、1986年4月8日にアイドル歌手の岡田有希子さんが自殺するのでした。
訃報が報じられた後は、連日「有希子さんの元へ行きたい」として後追い自殺が多発したのであります。
当時、「ユッコ・シンドローム」と呼ばれておりましたが、若者の自殺が社会現象となり、国会でも取り上げられたのです。
また、1998年5月2日にX JAPAN のギタリストのHIDEさんが自殺したと報じられるのでした。
やはり、熱狂的なファンの後追い自殺が多発したのです。
この件に関して、バンドメンバーが自殺をしないように記者会見で呼び掛けた程なのであります。
そして、人気芸能人の自殺が近頃見受けられますが、命は大切にしなければならないのです。
ということで、次の動画をご覧下さい。
追悼
ご冥福をお祈りいたします。