こんにちわ!

 

前回の記事でお話しした「俺ならできる」というエフィカシー。

 

この感覚は、具体的な方法がわからなくても行動を促す強力なエネルギーでした。今回は、そのエフィカシーがどのように私を動かし始めたのか、実際の行動についてお話しします。

 

会社内での話し合いから営業担当に~

父の会社が厳しい状況にある中、父の思い、家族の期待、そして会社の未来をみる中で、自然と「俺がやるしかない」という気持ちが湧き上がりました。

 

その場で「営業を一手に引き受ける」という決断をしました。

 

会社を立て直すには、営業で成果(売上)を上げるのが今一番必要なことだと考えたからです。

※私の持論で、会社を大きくするのは営業、潰すのも営業だと考えがあります。

 

それまで営業経験はほとんどなかったものの、会社を立て直すために最前線で行動する覚悟を決めたのです。


営業を始めた当初は、何から始めれば良いのか全くわかりませんでした。しかし、「やるしかない」という気持ちが私を動かしました。

 

最初はどこに?どのように?の状態から始まりました。手探りで名刺を持ち、取引先や新規顧客にひたすらアプローチしました。

 

最初は成果が全く出ず、何度もお客様に断られる日々が続きました。

 

でも、今振り返ると、それがかえって良かったと思っています。なぜなら、たくさんの「うまくいかない方法」を学べたからです。

 

これをカッコよく言うなら、まるでアインシュタインのような思考方法を取り入れた結果かもしれません😂😂。

 

その経験を通じて、営業に対する考え方や、自社商品をどのように捉えるべきかが見えてきました。

 

また、営業活動を「球体」のように多角的な視点で観察し、考える方法や、傾聴力・理解力(いわゆる読解力)の重要性を身をもって学ぶことができたのです。

 

失敗が多かったからこそ得られたこの学びは、今の私にとって大きな財産になっています。

 

最初は成果が出ず、何度も断られました。それがよかったと今は思ってます。

 

 

この姿勢が少しずつ信頼を築き上げ、次第に会話の中からヒントを得るようになりました。

 

その中で見えてきたのは、「今ある商品だけではお客様のニーズに十分応えられていない」という事実でした。

 

「どうすればもっとお客様の期待を超えられるのか?」という疑問が、私に新しい挑戦を促しました。


既存の商品ラインアップだけに頼るのではなく、自分なりに市場をリサーチして新しい商品アイデアを考えました。

 

その結果生み出された新商品のひとつが市場で大きな注目を集めました。

 

特に、他社にはない独自性が評価され、口コミで広がり、自社の商品が爆発的に売れ始めたのです。

 

この成功は、会社の認知度を飛躍的に向上させ、売上も劇的に伸ばす結果となりました。


振り返ると、この成功は決して完璧な計画から始まったわけではありません。

 

「俺ならできる」という信念が私を突き動かし、新しいアイデアを考え出し、行動に移す力を与えてくれたのです。

 

エフィカシーは、目の前の壁を乗り越えるエネルギーとなり、やがてそれが周囲の人々をも巻き込んでいきました。


次回は、こうした行動がどのようにして会社を変え、私自身の人生に「パラレルワールド」のような変化をもたらしたのかをお話しします。どうぞお楽しみに!

 

「大事なことは、行動する勇気を持つこと。未来はその一歩から始まる。」