WOWOWで『キネマの神様』を見ました。
気になっていたけど、見に行かなかった作品。
何気に見始めたのですが、面白かったです。
『キネマの神様 』 映画好きのための映画だなぁと思いました。
原作は原田マハさんの小説。
小説は前に途中まで読んだことがあります。
映画と原作が違っていたので、すぐに原田マハさんの原作だったと
気が付かなかったです。調べてわかりました。
主人公の娘が映画雑誌からライターのオファーがあるのだけど、
映画雑誌といえば「キネマ旬報」がすぐ思い浮かびます。
劇中に出て来る「テアトル銀幕」の名前で、今年閉館した「テアトル梅田」
のことを思いました。何度も通った映画館です。思い出も多いです。
「テアトル銀幕」ミニシアター館。
マスクをして一つ席を空けて座ったり。
新型コロナによる外出自粛でミニシアター館が存続危機になったり。
そんな場面を見ながら、思い出したのは支援Tシャツのこと。
関西のミニシアター館では映画館を守るためのひとつの策として支援
Tシャツの販売があって、私も買いました。
主人公のゴウ。志村けんさんが演じるはずだったので、どうしても
志村けんさんを思ってしまう場面があります。
過去の映画を彷彿とさせる場面から現代の風潮まで描かれていて、
時の流れを感じるし、大事なことを忘れないように、覚えておきたい映画です。
