
【あらすじ】
天才ピアノ少年として賞賛を浴びた有馬公生(ありまこうせい)。
天才と言われる裏側には、母親の壮絶な教育があったが母親は他界してしまう。
それがキッカケでピアノを弾けなくなった公生。
弾けなくなってから二年、高校生になった公生は一人の女の子・宮園かをりと出逢う。
かをりはヴァイオリンを感情豊かに奏でる才能溢れる女の子。
かをりとの出逢いでモノクロだった公生の世界が色づき始めたのであった…!
【感想】
先月中に記事あげたかったんですがねー。
さてさて。
早いもので、もう7巻ですよ。
今回は、演奏シーンはあるものの人間模様が中心だったんじゃないかなーと思います。
かをちゃんの濃くなる死亡フラグ、有馬の気持ち、椿の気持ち。
みんながみんなそれぞれ抱えてるものを丁寧に描写してて安心できるし、読みやすいです。
ただ、有馬が突然「音楽の高校に進もうと思う」のところを読んだ時には突然だったので少し椿同様戸惑いました。
有馬が進路について悩んだ描写あったっけ?
まぁ自然の流れでそうなるとは思うので、察してという事なんでしょうね…
しかも誰かと離れる…とかそういう葛藤が有馬にはない。
前に進んでいくんですね。
かをちゃんの事も書きたいのですが、やっぱり今巻は椿について。
頑なに否定していた有馬への気持ちにやっと気付いてしまったんですねー。
有馬が遠くへ行く。
いつだって音楽が有馬を遠くへ連れて行ってしまう。
涙が溢れて去っていった椿を有馬はどんな気持ちで見ていたんでしょうね。
これは切ない…
このへんの、海での場面が綺麗でしたなー。
月に照らされる有馬とか、砂浜に浮かんだ足跡の追ってく椿とか。
だんだんかをちゃんの病状が明確になっていき暗い展開が続きそうですが、演奏シーンは迫力があり本当に楽しみです。
もっと渡を出せばこう…明るくなるかもしれない。