【あらすじ】
時は幕末。
この動乱期の京都に「人斬り抜刀斎」と呼ばれる志士がいた。
幕府の終焉と共に姿を消したその男は、伝説として語り継がれていく事となる。
そして物語の始まりは明治十一年、東京。
東京郊外に門を構える、神谷活心流神谷道場の師範代・神谷薫は道場存続の危機に立たされていた。
そんな時、流浪人(るろうに)の緋村剣心と出逢う。
そのどこにでもいる剣客こそが最強の志士と謳われた「人斬り抜刀斎」その人であった…!
【感想】
上巻からどれくらい経っているか奥付をみてみたら実に10ヶ月ぶり!!
結構ゆっくり連載だったのね。
というか、写真の帯をつける為に刊行を遅らせたのか?という憶測をせずにはいられませんね。
下巻では刃衛の凶行~剣心との闘いがメイン。
飛天の剣が改変されてたことにショックを隠しきれないのですが…
うん…九頭龍閃は確かに奥義向きではある…
しかし、自分がここで取り上げたいのは斎藤さんVS外印ですね。
基本的に好きなんですよ。斎藤さんが。
るろ剣では、剣心の影に隠れがちで敵キャラにも舐められがちの斎藤さん。
でも、本当に本当に本っ当ーーーに強いんです!!
原作・るろうに剣心の14巻で宇水も言っている「一片の淀みなく己が道を貫く、簡単なようで何と難しい事よ」という言葉があるのですが(この後斎藤さんの「無論、死ぬまで」という名言に続くのですが)、ずっとずっと心に残っている言葉です。
壬生の狼として死ぬまで誇りを持つ斎藤さんはかっこいい。
この場面でも。
維新に敗れた者だったからこそ出た重い重い言葉。
この外印との闘いでも、斎藤さんのそんなクールで情熱的な格好良さが出ていて湧き上がる何かがありました。
それにしても外印がイケメンになりすぎてて笑った。
上巻の感想では色々批判的な事をつらつら書きましたが、今回は新しいものを読むような気持ちで読むことができました。
さすがベテランさんだなーというコマ割りや構成で、まとまりが良くすっきりしてました。
初見の読者にとっては読みやすかったんじゃないかなー。
ただ、やっぱり28巻分を知ってる身としては終わりはあっさりしてると感じました。

