Honolulu Marathon 2015 ~8~ | Happy Paceをさがして。。

Happy Paceをさがして。。

Life is a Marathon worth Running.
Life isn't a Race, find Joy in the Journey.

「Too Darn Hot !!」

ようやく30~60分ジョグまで走れる様になりました。
やっぱりランナーは走ってナンボです。
走って爽快、汗を流して気持ちよく発散できます。
スピードを出すと股関節が軽くミシッと違和感もあるので程々に。
普通に走れるまであと1ヶ月かな?という復帰までの青写真は描いてます。


さてホノルルマラソンは旅の途中。
カハラ・ファンキー・バンドを過ぎて、35㎞半ばを過ぎた所。

ここからが一番の辛抱を要求されます。
ガマンです。
ガマンできれば "You Kan Do It !"

 
カハラの閑静な住宅街です。
陽が昇りますと、ますます緑が映えますね。
この長閑さゆえ、集中力も高めやすいのですが
逆に身体のちょっとした違和感にも敏感になりやすいなと感じた事もあります。

で、僕は既に歩き始めていました。
左の股関節もそうですが、両脚も早歩きの延長で
脚だけを使った走り方をしていたせいか、痺れていました。


37km のエイドです。
水も受け付けませんでしたが、喉をうるおす程度に頂きました。

そして。
 
元気一杯、スポンジCrew (・ω・)♪

カハラの住宅街を抜けますと38㎞に届くかという辺り。
H.I.S の中島コーチと再会。
"どうしたのー?"と聞かれ、事情を話し
"無理しないでね!あと少しだから!" とハイタッチ。


38km ですね。

 
しゃがんで撮るのも一苦労・・・
左の股関節がきしむわ痛いわ (ノ◇≦。)

なんだか軽く 戦意喪失 気味に (´□`。) 。。。


これはいけない。
一時のマイナス思考は負けレースの始まり。

エイドで水被ったるわい!と、丁度良いタイミング。
 
Hi、 Pineapple & Smiley so cute!!
目が覚めましたワタシ。
アナタこそソーキュート。

エイドを過ぎ、道路脇で水をカブリました!
帽子も暑かったし、サッパリ :*:・( ̄∀ ̄)・:*:

39kmまで到着。
ダイヤモンドヘッド・ビーチを見渡せるポイントまで参りました。


 
た、太鼓のオンステージですか?
これは初めて観ました。

ホノルルの終盤。
39㎞を過ぎれば、波音と、きらきらした水面に包まれて
風を切って走る爽快感が疲れ切った身体に、少し元気をくれます。

 
風を切るほどの走りじゃなかったんですけど。
歩いてましたけど (・・;) 

そういうポイントですよ という話。

爽やかな光景とは裏腹に
この辺りで急に気分が悪くなります。

40㎞近くで吐き気を感じる展開と言い、
初めてのホノルルマラソンと何ら一緒ではないかと
我ながら困ったものです (><;) 

これまた10年ぶりに、沿道に突っ伏して休んでみたり
どこまで "マラソンはじめて物語" をプレイバックするんだと
自分に突っ込んでみたくなったり。

しかし、自分には経験がある。
辛い時ほど自分に意識が向くとよろしくない。
もっと景色に、自分をつつむものに気を逸らすように。
自分が知っているコースの魅力に思いを馳せながら。

この先には確か、Free Hugs の皆さんがいたはず。。。
 
そう、こちらの皆さん。
文字通り、フリーハグですから、写真を撮り終えるや
"Welcome Back !"
と沿道に並ぶ "Free Hugs" の方々とギュッとハグを交わします (≧▽≦)

終盤は、ピンポイントで沿道の力を借りる展開でした。
交わすコミュニケーション一つ一つが、元気を取り戻す原動力でした。

もう身体は限界だったかな・・・
スタートラインを元気に迎えないとだめだよな。
やっぱり走ってないと、こーなりますよねー。
かもねそーかもね。

しかしFree Hugs のお陰で、元気を取り戻したのは言うまでもありません。


脚が元気ならば、下りを巧く利用してペースを・・・
歩いてましたけどね (^_^;)

 
40km を過ぎました。

この坂道を下れば、カピオラニ公園が待っています。

同じファンランでも、去年とは違います。

どんな気持ちになるのか、はて。


つづく。