毎月9日はシアターキューブリックメンバーが同じお題でブログを更新します。
今月のテーマは、「まだまだ2016に成し遂げたいこと」。
あっという間の年末ですね。
「まだまだ2016に成し遂げたいこと」なんてお題を与えられると、
やっぱり人は何かしらの区切りをつけていきたい生き物なのかもしれないなあ、なんて考えます。
なんとなく、これまでを振り返り、ぼんやりと自分の来し方を見てみると、
1年ずつではないにしろ、「○○期」と名前をつけられそうな感じに、
時期で区切られ、色分けされていませんか。
わたしの場合、やっぱりとても大きいのは、演劇を始めたことと、文章を書く仕事を始めたことで、その辺はあとから振り返るとなんだかくっきりと、自分の考え方もスタイルも変わっている気がします。
今年はね、さらになにか少し変わっていきそうな年だったんです。もちろん、未来になってみないと、今の時点ではわからないけど。
これまでの経験上、どんなことも、始めた時点では何も分からずがむしゃらに、とにかくがんばることしかなくて。
でもそれが一つのスタイルを作れるようになってきてからふと振り返ると、無駄なものがものすごくたくさんこびりついてる。
それを、「無駄じゃないよ」といって私のスタイルに取り入れるのか、
「無駄だ!」と断捨離してすっきりするのか、
そもそも、そのスタイルを全部見直すのか。
意外と、そのことをやってること自体、自分にあってないんじゃないか、とか。
何事も、ある程度やって形にしてみないと、自分に向いてるかどうかとか、好きかとか、続けられるかとか、続けたいかとか、そういうことは判断できない。
それでいいんじゃないかと思うのです。
そうやって考えると、「2016年に成し遂げたいこと」はわたし、特にないかなあ。
期間を区切って成し遂げたいことって、賞味期限までに缶詰を食べるとか、締め切りまでに原稿を出すとか、まあ、単純でも充実感もあり、たのしいことだけど、
何となく今は、期間を区切ってここまでにこうなる/これをする、と決めないことで、かえって何かを成し遂げられる状態になれるような気がしているのかもしれません。
2016年も残りあと少し。
すきなこと、しあわせなことを日々の中からもっと見つけられるように、虎視眈々と、おだやかに、ぬくぬくと、でも敏感に、自分や周りを見つめていければと考えたりする、今日この頃です。
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