今月のお題は「ひたちなか海浜鉄道スリーナインがやってくる!」です。
前回やり残したことをもう一度探して拾って、より納得できるものを、と、稽古場で模索しています。
それと同時に、前回観て頂けなかった方に、できる限り届けることができるよう、「広く知っていただけるためのお知らせ」もできる限りの力でやっています。
劇団って大変ですね、とよく言われますが、たしかに与えられた仕事の持ち場を守ることとは違う、煩雑で複雑な作業と話し合いの繰り返し。人が好きでコミュニケーションが好きでないと続かないです。
でも、やっぱり、その「大変」を超えたところにある絶景を、見たいんです。
しかも、それもわたし一人ではなく、みんなで見たいんです。
わたし、「誰もやったことないこと」を思いついたり、挑戦するのが本当に苦手な性分で。だけど、シアターキューブリックはどんどんそれに挑戦していきます。
逆にそれをやる過程で、わたしの割と得意な「人の真似をしていいところを取り出す」とか「スケジュールをつくってお知らせする」とかが役に立つこともあって。
自分を人の役に立てたいなと思えば、方法はいくつもあるのかも、と、強く思って、やっぱりこの劇団が好きなんです。
さて、「ひたちなか海浜鉄道スリーナイン」が、春版となって戻ってきます。
またあたらしい景色を見にいきましょう。
はじめてのかたも、ふたたびのかたも、心を込めてお待ちしています。