朝日新聞にもキューブリック! | 谷口礼子オフィシャルブログ「じゃこのおもしろいこと」
朝日新聞のサイトにも、キューブリックのイベント公演の記事が載りました。
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宇喜多秀家の明暗、舞台に 東京の劇団、フェスで披露

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宇喜多秀家の明暗、舞台に 東京の劇団、フェスで披露

2010年10月2日

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岡山城天守閣前広場で公演の下見をする宇喜多秀家役の松本誠さん(中央)、豪姫役の市場法子さん(右)、脚本家の緑川憲仁さん(左)=岡山市北区

 東京の劇団「シアターキューブリック」が、岡山の礎を築いた戦国武将・宇喜多秀家の83年の人生を30分の演劇にした。10日、岡山城天守閣前広場で初披露される。

 秀家を顕彰する「第2回戦国の貴公子 宇喜多秀家☆フェス」(岡山商工会議所など主催)の目玉イベント。シアターキューブリックは昨年、長宗我部元親の半生を描いた劇でファンをうならせた。次に挑んだ秀家の脚本は、8月から約2カ月で書き上げた。

 物語は、前後半の2部。前半で、秀吉の庇護(ひご)で豊臣五大老にまで出世した「勝ち組」の人生を、後半では八丈島に流され、妻の豪姫と文通を続けた約50年の「負け組」の余生を、それぞれ描いた。

 脚本を書いた緑川憲仁さん(34)は、流刑後の人生をどう生きたのか何度も考えた。「流されてもへこたれず、しぶとく生きた。豪姫も『生きていればそれだけでいい』と支え続けた。誰もが元気をもらえる劇です」という。

 公演は10日午前11時半、午後2時10分の2回。無料。広場で、甲冑(かっちゅう)試着体験や戦国武将グッズの販売もある。問い合わせは岡山商工会議所(086・232・2262)。(保田達哉)

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 〈宇喜多秀家〉 1572年生まれ。備前一帯を統一した宇喜多直家の嫡男で、岡山城の大改築や旭川の整備などで岡山の基礎を築いた。関ケ原の戦いで西軍 の主力として戦い、1606年に八丈島に配流。1655年に83歳で亡くなった。妻の豪姫は、初代加賀藩主前田利家の四女で、秀家が流され藩に戻った後も 文通を続け、米を送って秀家を支えた。